父はあらためて、これまで自分がしてきた仕打ちについて美樹に謝罪し、大学の学費や生活費は卒業までの二年間、自分が工面すると約束をした。結局、パパ活のことについてはお互いに一言も触れることなく、その約束だけをして父はカフェから去っていった。
あれから半年が経ち、美樹は学業に専念しながら就職活動を続けている。 父による定期的な仕送りのおかげで、美樹はパパ活なしでも暮らしていける余裕がある。母はなぜ急に仕送りが復活したのか、その理由を知る由もない。しかし、美樹は性懲りもせず他のパパ活アプリで、パパを物色する生活を続けている。
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