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LIFESTYLE ネット・SNS危機管理マニュアル

【ネット炎上必至!】使っちゃいけない「謝罪のNGワード」とは?

講演、メディア出演、執筆などを通じて、炎上の「火消し」からフェイクニュース対策まで幅広く発信している小木曽健氏によるネットニュース分析、推察コラム。

企業・政治家の不祥事、著名人の(下手したら一般人の)不用意な失言が、ネットで集中砲火を浴びる……。ネット炎上という言葉が身近になって、もうずいぶん経ちますが、いまだに「よく分からない」「なんとなく気を付けている」なんていう声も耳にします。

ですが、ネット炎上は「何となく」気を付けたくらいで逃げ切れるほど甘いモノではありません。今回はこのネット炎上を、謝罪のNGワードという視点で考えてみましょう。

NGワード例その①「不快にさせた」

先日「死刑のハンコ」で話題を呼び、すったもんだの更迭劇となった葉梨康弘前法相。辞表を出した道すがらの囲み取材で、サラっと「国民の皆さまに不快な思いをさせてしまった」とコメントしていましたが、実はこの「不快にさせた」は、ネットやメディアでの謝罪に使ってはいけない、とてもリスキーなNGワードです。

なぜならこのワードは「不快に感じさせたことを謝罪します」という意味合い、つまり本質的な部分については謝罪しません、という開き直りに解釈されかねないリスクを持っているからです。とらえ方次第ですぐまた「再炎上」する非常に危険な表現。謝罪なんかで使っちゃダメですよ。

実際、2021年に女性軽視発言で批判を浴びた川勝平太氏(静岡県知事)は、ほぼ同様の表現にあたる、

「傷つかれた人がいたとすれば、申し訳ない」

という歯切れも往生際も悪い謝罪コメントを出し、ネットで嘲笑されました。

このコメントには、

(そもそも傷ついた人なんているの?)

というご本人の負けず嫌いな性格がにじみ出てしまったのでしょう。図らずもダメな謝罪のわかりやすい事例となりました。私の企業向けネット炎上研修でも、「やってはいけない」例としてよく紹介しています。



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