ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

超万能な人気のバックパック! 大人が持つ時の注意点とは?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

やっぱり黒!? はい! むしろバックパックこそ黒です!

毎度ご好評を頂いています「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第21回目となる今回は、黒のバックパック。スポーティなイメージが強いバッグですが、選び方次第ではビジネスにもマッチ。なにやら、結構万能なバッグのようです。

スポーツやアウトドアといったキーワードがトレンドを牽引し続ける中、大人のバッグ選びにおいてもすっかり定着したバックパック。ただし、バックパックなら何でも良いわけではないようです。

「ポイントは色と素材。ここを間違えると、大人が背負った時に一気にチープな印象になってしいます。色はもちろん黒、素材はレザーか上質感のあるナイロンです」

バックパック選びにおいても、やはり干場流は相変わらず。今回ピックしたのも、オール黒です。

「意固地になって黒を選んでいるわけではありません(笑)。ダークブラウンでも良いのですが、ローテーションの頻度が高いバッグの場合、何色にも馴染みやすい黒の方が圧倒的に使い勝手が良いんです」

今回ピックしたバックパックは、すべてハイブランドのもの。となれば、長くも使いたいですし、トレンドを問わない黒を選ぶのは確かに理にかなっています。

「次に素材ですが、やはり鉄板はレザー。レザーにすることで、スポーティなバックパックも上質顔に見せられます。では、ナイロンはダメかと言うと、そうでもないんです。薄いペラペラのナイロンだとさすがにチープ感が気になりますが、ハイブランドがよく使う美しい光沢感のあるものや、やや厚手のものならナイロンでも高級感を楽しめます」

見た目が上質なら、当然お値段も。しかし、カジュアルなバックパックこそ高級感のあるものにこだわるべきと干場編集長は語ります。

「もちろん、高ければそれでいいわけではありませんが、カジュアルなアイテムこそ質にこだわるべき。余談ですが、女性はバッグ好きな人が多いので、男性のバッグのブランドも実は結構チェックしています。その点からしても、それなりのブランドのバックパックを買うメリットはあるかと(笑)」

なるほど、後半の理由の方がしっくりくるのは、やはり干場編集長だからでしょうか(笑)。ともかく、ビジネススタイルのカジュアル化や自転車通勤の普及などによってビジネスにおいても一般化されたバックパックとあって、多少張り込んでも損はないかもしれませんね。

「干場編集長のスタイルクリニック」はYouTubeとの連動企画になっています。動画でさらに詳しく解説しているので、そちらも是非チェックを!

 

TOD’S/トッズ

さりげなくもしっかり上質アピール

バックパック[W33×H44×D18cm]20万4600円※価格変更の可能性あり/トッズ(トッズ・ジャパン)

Tシャツ2万2000円※2枚セット価格/ ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、セーター4万2900円/トレンタセッタンタ、デニム2万8600円※11月1日より3万3000円に価格改訂/イカイ(スピラーレ)、靴10万100円/トッズ(トッズ・ジャパン)、サングラス2万3980円/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、時計130万6800円/パネライ(オフィチーネ パネライ)

本体にはシボが強めに入ったハンマードレザーを、ポケットにはトッズ モノグラム ロゴをエンボスしたスムースレザーを。同じ黒でも、質感の違いで表情が豊かになります。背面には、ダイヤキルトをあしらったクッションが。スポーティさと上質さを絶妙に折衷した、まさに大人のためのバックパックです。

オトコらしさとラグジュアリーのベストミックス

M-65ジャケットにコマンドセーター、そしてボトムは色落ちした黒デニムと、実にオトコらしいコーディネート。

「そこに黒のレザーバックパックを合わせることで、カジュアルでラフな中にもしっかりと上質感を匂わせられます」

干場編集長のアドバイス①「サングラス」

ミリタリー×レザーには、これが好相性

ミリタリーなアウターに合わせて、サングラスはオトコらしいティアドロップタイプを。

「黒のレザーバックパックは振り幅が広く、ラグジュアリーにもエレガントにも、そしてオトコらしくにも振れます。今回はアウターとのバランスを考慮して後者で」

干場編集長のアドバイス②「時計」

手元もオトコらしさ演出は抜かりなく

 

サングラスと同様に、腕時計もミリタリーアウター&黒レザーに合わせてタフなパネライのルミノール ビテンポを。

「大型の44mmケースとリューズ、そしてサブダイヤルにパワーリザーブ計とオトコ心をくすぐる要素がふんだんに詰め込まれた同モデルは、まさに打ってつけです」

干場編集長のアドバイス③「スニーカー」

足元は一転してさわやか白スニーカーで

足元にはスポーティにしてクリーンな、オール白アッパーのスニーカーを。

「足元まで黒レザーでまとめると、全体として重たい印象になってしまいます。だから、白スニーカーで抜け感を演出。バックパックのスポーティさともマッチします」

DOLCE&GABBANA/ドルチェ&ガッバーナ

黒×ゴールドは、大人にこそハマります

[W30×H43×D20cm]27万1700円/ドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)

形はベーシックなデイパックタイプですが、素材は見るからに上質感のあるスムースカーフ。ゴールドカラーのジップやDカンも、ラグジュアリーであることをしっかり主張してくれます。なにせ、背面のクッションパネルまでもがカーフですからね。

PRADA/プラダ

高級ナイロンの代名詞といえばここが天下

[W32×H57×D19cm]34万1000円※予定価格/プラダ(プラダ クライアントサービス)

ナイロンにしてレザーに劣らぬラグジュアリー感を楽しませてくれるといえば、やっぱりここでしょう。海から回収されたリサイクルプラスチックから作られるリナイロンと、サフィアーノレザーのコンビ使いを披露。大型&多ポケット使いは、旅行にも。

TOM FORD/トム フォード

上質でラグジュアリーで、なおかつオトコらしい

[W30×H40×D15cm]42万9000円/トム フォード(トム フォード ジャパン)

シボが強く入ったレザーが、ここらしい大人のオトコの色気を誘います。形はベーシック、サイズもオンオフ兼用可能なミドルサイズといったところ。そんな中、アウトポケットにアイコンである大型のゴールドカラージップを配し、アイデンティティを誇示します。

SAINT LAURENT/サンローラン

機能性と上質さのバランスがさすがです

[W34×H42×D16cm]23万3200円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)

リサイクルナイロンとカーフレザーをコンビ使いしたこちら。注目はナイロンもレザーもマット仕上げになっていること。クラシックなバックパックデザインですが、マットな質感によってコーデを選ばずマッチします。多ポケット使いは、旅にも日常使いにも便利。

CELINE/セリーヌ

イマドキな大人には、こんなロゴ使いが気分

[W27×H42×D15cm]24万2000円※予定価格/セリーヌ オム バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)

タフなナイロンキャンバスを採用したこちらは、見ての通りトレッキング用バックパックがデザインソースに。フロントにはストリングを備え、ライトアウターなどを挟んでおくことが可能です。ロゴをあしらったテープが、ストリートな雰囲気を楽しませます。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
トッズ・ジャパン 0120-102-578
ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6833-6099
トム フォード ジャパン 03-5466-1123
プラダ クライアントサービス 0120-45-1913
セリーヌ ジャパン 03-5414-1401
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238
第一ニットマーケティング 0258-66-6676
スピラーレ 03-5468-8548
オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
ルックスオティカジャパンジャパン カスタマーサービス 0120-990-307

 



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5