リーガルの「01DRCD」
4番目は、@kamikaze_1106さんの投稿から。リーガル(REGAL)のストレートチップ「01DRCD」です。
アノネイのベガノカーフを採用し、国産で作りながら3万円台をキープするリーガルの名品「01DRCD」。
底の周りの角を丸く削った"ヤハズコバ"や、甲革に施された細かな番手のステッチングなど、繊細かつシャープな見栄えにこだわりながら、この価格に抑えているのは本当に素晴らしい!
そして、@kamikaze_1106さんはそんな「01DRCD」を丁寧に鏡面磨きして、美しく履かれていて素敵です。
さらに、ブラックのシューズ、ネイビーのパンツの間に、これまた色合いの美しいパープルのリブホーズを合わせているのもセンスが良い。
「イタリア的感性と日本の技術力の融合」をコンセプトに掲げているだけあって、イルレガロのホーズは色みが鮮やか。足すことで、足元が一気に華やいでみえます。
@kamikaze_1106さんも、ホーズの使い方が上手で、いつも足元が楽しそう。とても参考になるので、またたくさん投稿してくださると嬉しいです。
チャーチの「シャノン」
最後は、ブラウン靴の回に続いての登場となる@tony_the_shoesさんの投稿から。チャーチ(Church's)の「シャノン(Shannon)」です。
1873年に靴の聖地イギリス・ノーザンプトンで創業したチャーチ。その鉄板定番が「シャノン」です。
1970年に登場し、アイルランド西部の町の名に由来している「シャノン」は、ボリュームがあって丸みのあるトゥが特徴的なラスト#103を採用。
撥水性の高いポリッシュドバインダーカーフを使用したモデルが定番ですが、@tony_the_shoesさんの「シャノン」はコードバン仕様。
トリプルレザーソールやストームウェルトで仕上げた、カントリー的で悪天候もどこ吹く風な「シャノン」が、かなりドレス顔に変わっています。
そんな赤みのあるコードバン「シャノン」、オリーブドラブのパンツに合わせたのが、マルチボーダーの靴下。一見色が多くて派手に見えそうですが、@tony_the_shoesさんはボーダーの中の色に靴・パンツと同系の色を持ってくることで調和が取れ、自然に馴染んでいるのが素晴らしい!
くすんだトーンを選んでいるも功を奏していると思います。本当にお見事。
数多ある靴下から見つけ出すのは苦労しそうではありますが、出逢えたときの喜びは格別ですし、合わせて調和できたら自然と笑みもこぼれそう。これこそお洒落の醍醐味・楽しみですよね。
また、ぜひこういった素晴らしいテクを披露して、楽しませてください!
靴下は防寒や衛生的など実用の部分だけに目が行きがちですが、じつは着こなしの調和を整えるのに重要な役割を果たしますし、見える部分は少なくてもスタイリングのポイントにもなります。3000円程度の投資で着こなしが華やぐのであれば、決して高くはないですし、素敵な一足を見つけられたら意外に気分もアガるので、ぜひいろいろ試してみてはいかがですか?
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
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投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
Edit:Ryutaro Yanaka