スバルのラインアップで最大のサイズである、北米市場専用の3列SUV「Ascent(アセント)」。このほど2023年モデルが発表され、より力強く存在感のあるスタイリングやマルチメディア機能、最新バージョンのEyeSightシステム搭載などで話題となりました。
日本未導入ながら、「カッコいい!!」と話題のアセント。どんなモデルなのかご紹介しましょう。
■デザインと室内空間に加え走りも魅力的
冒頭でご紹介したように、スバル「アセント」は、ファミリーユーザーに向けて開発された、北米市場専用の3列シートミドルクラスSUVであり、2017年に発売が開始されました。ミドルクラスといってもボディサイズは全長4998×全幅1930mm×全高1819mm、ホイールベースは2890mmと、全高こそ低いものの、300系ランドクルーザーに近い、迫力のあるサイズ感。
SUVらしい力強さと実用性、機能性を強調したエクステリアデザイン、落ち着きとゆとりに満ちた空間を表現したインテリアをもち、高いボディ剛性による静粛性やハンドリング性能、スバル自慢の先進安全運転支援システム「アイサイト」も搭載されるなど、しっかりと所有欲を満たしてくれる高い質感をもつモデルです。
エンジンは新開発の2.4L 水平対向4気筒直噴ターボを縦置きに搭載し、スバルならではのシメントリカルレイアウトや電子制御式フルタイム4WDシステム、悪路走破性を高めるX-MODE、スバルグローバルプラットフォームの採用により、質感の高い走りとオフロードでの確かな走破性、気持ちの良い走りを実現しています。
■新型は力強さと大胆さが強調されたフェイスに
2023年モデルで大きく変わったのはデザインです。フロントグリルは大きく目立つようになり、力強さと大胆さが強調されました。このグリルに合わせてLEDヘッドライトのデザインもリファインされ、精悍な顔つきに進化しています。フロントバンパーカバーも新しくなり、下端にエアダクトを備えることで車両の下の空力の流れを整え、機能性を向上させています。
リアコンビネーションランプもC型のデザインに変更され、モダンでスタイリッシュな印象が強くなりました。
「Onyx Edition」にはさらに、ブラック仕上げのグリルバーや20インチのアルミ合金製ホイールが装備され、引き締まったスポーティな雰囲気が強調されています。またシートは撥水素材を使用し、グリーンのステッチで個性的な印象を与えています。