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補助金たっぷりで200万円切り!日産三菱連合の軽BEVに勝機はあるのか?

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

日産・三菱による軽サイズのバッテリーEVが今夏登場する。バッテリーEVにおいて実績のある日産だが、先日、レクサス初のバッテリーEV専用車である新型「RZ」が発表となるなど、日本でもバッテリーEVが増えつつあり、「バッテリーEV=日産」というイメージは薄れつつある。

そんななかで登場する軽サイズバッテリーEV。軽サイズのバッテリーEVは三菱の軽バン、ミニキャブMiEVのみ(i-MiEVは2021年3月に終了)だ。そのため、今回の日産と三菱の軽バッテリーEVには、相当な注目が集まっている。

はたして、日産・三菱の軽バッテリーEVはヒットするのか!? 今後ライバル車が追従してきても、勝ちつづけることができるのだろうか!?

 

■補助金拡充により、200万円を大きく下回る価格で!!

三菱と日産の合弁会社「株式会社NMKV」で企画開発が進められてきた今回の軽バッテリーEV。企画および車両開発は日産が担当し、生産は三菱が担当、と役割分担がされており、両メーカーの関係は非常に良好だという。発売開始は今年の夏前頃、というのが最新の情報だ。

ボディサイズはもちろん、3395×1475×1670(全長×全幅×全高)mmと、軽自動車の規格内。駆動用バッテリーの総電力量は20kWh、おそらく、1充電で200km程の航続距離を確保しているとみられる。

東京モーターショー2019で日産が発表した、コンセプトカー「ニッサン IMk」のインテリア。市販車ではこれとは変わるだろうが、この質感の高さは受け継いでほしい

また、万が一の停電の際には、この軽EVに蓄えられた電力を、V2H機器を介して家庭へ供給するという、非常用電源としても活用できる見込みだ。最新の運転支援機能やコネクティッド機能ももちろん備わり、補助金込みで実質200万円から購入できるとしている。

フラットなフロアと広い足元で、車内がとても広く感じるられるIMk

ちなみに、2022年度のバッテリーEVの国からの補助金は、20kWhの場合だと55万円、昨年度の補助金20万円よりも大幅に拡充されており、200万円を大きく下回る価格で手に入る可能性が高い。補助金がない軽スーパーハイトワゴンよりも、割安に手に入ることになり、販売台数も期待できると思われる。



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