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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

バブル前夜に生まれコロナ禍に運命を終えた日産シーマを5分で振り返る

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2001年(平成13年)4代目シーマ(F50型)がデビュー。プラットフォームをプレジデント(トヨタ・センチュリーの対向車)と共有しボディサイズはさらに大型化。前期型の全長はギリギリ5m以内に収まっていましたがMC後に禁断の5mを突破。全幅1845mmと現時点で振り返れば標準ですが、北米はまだヨシとしても日本では持て余すサイズに。バブル崩壊も相まって販売が低迷します。

プレジデントとともに幕を閉じたシーマでしたが、4代目終売から約2年の歳月を経て2012年(平成24年)に突如5代目モデル(HGY51型)が降臨。パワーユニットは3.5LのV6エンジンをベースにハイブリッド化。そして現在へと至るのですが、まさか歴代最長の生産期間を記録するとは皮肉です。

ちなみにシーマとスカイラインの中間に位置したフーガは2004年から2022年まで2世代を投入。なぜ新規車として併売したのか、いまでもその判断は意味不明(個人的に)。もっとスターの資質にあふれたシーマを大切にして欲しかったですネ。

というワケで、いま新車で発注できる日産セダンはスカイラインだけ。しかし、このスカイラインも新規登録台数で見ればお寒い限り。フェアレディZみたいに超絶ビッグマイナーチェンジで生き残ってほしいと思います。シーマ復活の日はあるのか? 希望を胸に今後を見守りましょう!

Text:Seiichi Norishige

日産自動車



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