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CAR 中年と中古車

国産旧車が100台以上!80~90年代の日本車ブーム、その魅力とは?

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若かりし青年があっという間に中年となっているように、かつては高嶺の花だったピッカピカの新車も気がつけば中古車に。あの時は高くて買えなかったけど、今ならイケるかも!? な妄想を抱く二人の中年、中古車野郎Aチームが読者の皆さんに代わってとっておきのクルマを探す企画です
 

旧車の高騰が続いています。その理由として、欲しい人は少なからずいるのに販売台数が多くないから、修理に手間暇が物凄くかかるから、パーツが絶版し新たに作ると高価になるから、投機目的などなど様々な事象が挙げられます。いずれにせよ、旧車には今の車にはないデザインや乗り味に対し、往時の懐かしい気持ちを抱かせてくれます。「若いころ、憧れていた」「亡くなった親が乗っていた」「大学生のとき、デートで乗った」。あのときの、胸がキュンとなる気持ちを、当時よりかなり高額にはなってしまったけれど、金で多少なりとも感じられるのであれば……。

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というわけで、埼玉県入間郡三芳町にある国産旧車のスペシャルショップ「マルミオート」へやってきました。こちらは80~90年代の国産車が常時100台以上揃っていて、人気TV「愛車遍歴」や映画などにも希少な個体を貸し出していることで有名です。

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まずは鉄仮面6代目と、セブンス7代目のスカイラインを複数発見! 変なイジりはなく、清潔感ただよう佇まいにファンならずともうっとりさせられます。

セリカも2台。185のなかでも希少なGT-FOUR RCがあるではないですか。ボンネットのインテークは純正で、戦う車を証明していますね。

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さらに展示場の奥へ進むと、スバル車たちがずらり! ジウジアーロによるアルシオーネは今の目で見ても、よくこれ製品化のOK出たな、と思わせるほど、凝ったデザインをしています。

2000年式インプレッサWRX STiも改造車多く、なかなか食指がのびないものですが、こちらはちょうどいい塩梅。9.2万kmと距離はありますが、魔改造なしで好印象!

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3代目レガシィもずらり! なかなかいいデザインしているなーと眺めていると、こちらはポルシェデザイン監修のエアロパーツがおごられた「ブリッツェン」、しかも3台ともに。ちなみに、スバルはまだ100万から200万円ほどの販売価格。もちろん、数年前は二束三文の世界だったのですが、昨今のブームよりはゆるやかな価格上昇なので、狙い目です。

2代目トヨタクレスタやY31日産セドリックも数台ありました。トラッド・サニー! AE86!シーマ! トヨタオリジン! と枚挙にいとまがなくなりそうです。

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本日のメインは、1984年式ホンダシティターボⅡです。通称ブルドッグと呼ばれた、トールボーイにオバフェンやバルジを加え、ターボを載せ、一世を風靡した一台です。こちらはノーマル状態で、グリークホワイトのボディに、ブルーを多用したお洒落な内装、そして純正14インチのマグネシウムホイールが!

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同乗させてもらいました。ターボの加速感は健在です! 1.2リッター直4エンジン(110PS)を5段のマニュアルシフトで操る快感。「シティinシティ、ホンダホンダホンダ♬」とマッドネスの唄声が頭の中で巡り始めました。モトコンポも高騰しているなぁ。

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あのころにはもう戻れません。しかし、あのころの気持ちを思い出させてくれる車やファッション、時計を欲しくなる気持ち、おじさんにはよくわかります。窮屈な世の中、旧車で心が少しでも安らぐのであれば、決して高価だとはいえません。

そんな国産旧車をたっぷりと撮影した動画もありませので、ぜひご覧ください!

Video:Yoshihide Shojima
Video edit:Airi
Text:Takashi Ogiyama

マルミオート
埼玉県入間郡三芳町上富2150-1
049-274-3250
http://www.marumin.com/

 

 



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