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CAR 得するクルマ生活

ムルティプラだけじゃない!前席3人乗りの懐かしいクルマたち

安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

現在、日本で新車販売される乗用車の前席は、2名までしか座ることができません。が、かつては前席に3人座ることのできるモデルがいくつかありました。主にベンチシートを採用した米国車がその主流でした(タルボマトラムレーナというのもありましたね)。が、2000年代にも前席3人乗りの車があったのです。いまや希少な存在、前席3×後席3人乗りの懐かしいクルマ3台をご紹介しましょう。

 

 ■3人並んでドライブが楽しめた、ホンダ「エディックス」

ホンダ「エディックス」は、2004年7月から発売されたモデルで、扱いやすいショート&ワイドなボディの中に前席3座、後席3座の「3×2(スリーバイツー)」を採用したコンパクトタイプのミニバンです。

6座すべてが独立したシートで、前後のセンターシートがロングスライドできるというのが最大の特長。「V字シートレイアウト」と呼ばれていましたが、センターシートの位置をずらすことで肩の位置にゆとりができるため、シート自体の幅がそれほど広くなくても窮屈感を感じることがない、という利点がありました。

センターシートのスライド量は270mm。ここにチャイルドシートを装着することで、前席に親子3人が並んで着座することができます。また前席に2名が乗車した状態であれば、センターシートのシートバックを前に倒すことでトレイ一体型の大型アームレストとして使用することができ、ゆとりのカップルディスタンスで快適なドライブを楽しむことができました。

独特のシートレイアウトが特長のエディックス。ミニバンとしてのデザインもバランスが良い。

荷室は6名乗車時でも439Lの容量を確保していて、普段使いでも十分。ワンタッチでフロア下に格納できるダイブダウン・リアシートにより、最大で1.049Lという広大なラゲッジスペースが出現。前席に3名乗車しながら、26インチのマウンテンバイクを3台積載することも可能でした。

7代目シビックをベースにした同車のボディサイズは、全長4285mm×全幅1795mm×全高1610mm(後期型20Xの数値)、ホイールベースは2680mm。最小回転半径は5.2mと取り回しが良く、これで6人乗りというのはかなり効率の良いパッケージだなと感じさせます。

デザインもスポーティでなかなかスタイリッシュ。ファミリーカーとしてバランスの良いデザインだとは思いますが、残念ながら2009年8月に販売終了となっています。



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