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524万円からスタート!フェアレディZ、いま注文しても納車は来年?

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

遂に全グレードの価格が発表となった、日産の新型フェアレディZ。今年の1月に開催された東京オートサロン2022で発表した、240台限定の特別仕様車「Proto Spec」とあわせて、今夏より発売する予定だ。

新型登場の情報から、1年8ヶ月。誰しもが知る名門ブランドだけに、登場を待ちわびていた方は多いだろう。ようやく明らかとなった新型フェアレディZのグレード構成や価格など、その全貌を見ていこう。

 

■ベーシックグレードは税込524万円

2022年の東京オートサロンでお披露目された特別仕様車が、「フェアレディZ Proto Spec」だ。2020年に公開した「フェアレディZ」プロトタイプから着想を得た特別仕様車であり、「イカズチイエロー」と呼ぶ、イエローカラーが鮮やか。北米仕様でもおなじく240台限定で販売されている。

「Proto Spec」には、Zロゴ付の専用の黄色いブレーキキャリパーや、ブロンズカラーのアルミホイール、イエローがアクセントの本革シート、イエローステッチなどを配置した

専用カラーのレイズ製19インチアルミ鍛造ホイール(チタニウムゴールド)、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(イエロー)などを特別装備し、インテリアにも、イエローのアクセントが入った本革スエード調ファブリックコンビシートのほか、インストパネル、ドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどに、イエローの専用カラーステッチが施されている。

「フェアレディZ Proto Spec」の車両本体価格は6速MT、9速ATとも税込696万6300円。2022年2月より予約受注が開始され(WEB予約限定)、幸運な当選者には4月18日に通達されている。だが、装備がてんこ盛りであったため、価格はほぼ700万円と、先代と比べて高額になってしまっていることから、標準モデルの価格発表が期待されていた。

通常モデルの3グレードの価格は、ベースモデルの「フェアレディZ」が税込524万1500円、中間グレードの「フェアレディZ version S」が税込606万3200円、最上級の「フェアレディZ version ST」が税込646万2500円だ。Proto Specに対して、オプション装備を削減したことで、ベースの「フェアレディZ」だと、170万円も安い。

通常モデルの3グレード、「フェアレディZ(税込524万1500円)」、「フェアレディZ version S(税込606万3200円)」、「フェアレディZ version ST(税込646万2500円)」。6速MTと9速ATで価格は同等

具体的には、タイヤサイズは18インチ化(S、ST、Proto Specは19インチ)、ブレーキはアルミキャリパー対向ピストン無し、メカニカルLSD無し、通常のファブリック製スポーツタイプシート、4スピーカー(ST、Proto SpecはBOSEスピーカー)、内装のドアトリムはトリコット素材(ST、Proto Specはスエード素材)、などだ。

インテリアの12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイは全車標準装備。レッドゾーン開始を12時の位置に設定し、エンジン回転計の針が12時を指すあたりで、シフトアップインジケーターが点滅、ドライバーにシフトアップを促すアクションが表示される。レーシングドライバー松田次生のスケッチを元に開発された

ただし、新型フェアレディZのウリである、最高出力405ps/6400rpm、最大トルク475Nm/1600-5600rpmの3.0リッターV6ツインターボ(VR30DDTT)はもちろん標準搭載。インテリアの12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイも標準搭載となるので、ベースモデルであっても、フェアレディZの魅力は存分に味わうことができるはずだ。



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