FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エロサバ」

海デートにもピッタリ。オトコの色気を最強に盛る、デート服はこれで決まり!

洗練されたブラックミリタリーで、ぐっと都会的な印象に

気候変動の影響で、夏の記録的な猛暑、命にかかわる熱波が、日本だけでなく、もはや世界中で常態化しています。皆さんもこまめに水分補給をして、暑かったらガマンせずにクーラーをつけましょう。熱中症にはくれぐれも注意してくださいね。

僕はといえば、この夏はまだ自宅でオリンピック中継を観ていた記憶しかない……(苦笑)。TOKYO2020オリンピック競技大会もあっという間に終わってしまいましたが、今回は海辺に似合う夏の開放的なスタイルを紹介します!

アイテム

シャツ/1piu1uguale3×BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBA
Tシャツ/+CLOTHET
ショートパンツ/piu1uguale3×BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBA
サングラス/レイバン
時計/MARATHON
ベルト/ジョンロブ
サンダル/エルメス

今回の主役は、僕と1piu1uguale3(ウノ ピュ ウノ ウグァーレ トレ)とのコラボで展開しているカプセルコレクション「BLACK MILITARY」の11弾&12弾。完全受注生産のため、すでに予約の受付は終了しているのですが(ごめんなさい!)、コーディネイトの参考になればと……。

シャツは、米軍ヴィンテージの中でも抜群の人気で、年々希少価値が上がっている「OG-107 US MILITARY SHIRTS」をデザインのベースにしています。

こちらは主に1960年代に支給され、ジョン・レノンが着用したことでも知られる伝説的シャツのディテールを忠実に再現しつつ、表地に肌触りのよくハリコシのあるストレッチコットンを採用し、袖の太さを調整して野暮ったさを排除。

ジャケット未満、シャツ以上といった、Tシャツの上から気軽にはおれる一着をイメージしました。

ちなみに、このシャツが多く出回っていた60年代といえば、ベトナム戦争真っ只中。当時の反戦運動やヒッピーカルチャーに染まった若者たちがよく着ていたことでも有名です(ジョン・レノンもこの文脈から)。でも、反戦思想なのに軍服? なんだか違和感がありますよね。

その理由は、戦争で大量につくられた余剰品や、期間兵が流した中古品が市場に安価で並んでいたこと、そしてあえてそれを街着に選ぶことで戦争に対してアンチの姿勢を示していたと言われています。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、もう一方の同一素材でつくったショートパンツは、40年近くマイナーチェンジを繰り返しながら採用され続けた「M-65 US ARMY FIELD PANTS」をベースに、膝上丈にアレンジ。

特徴的な6つのフラップポケットや、サイドアジャスター、ドローコードといった象徴的なディテールを残しながら、普段ばきに合わせて余計なデザインは省き、より軽く穿きやすいように仕上げました。

さらに、オリジナル品はどちらもオリーブグリーンやカーキなどが多いのですが、BLACK MILITARYらしく色を黒にしたことで、ぐっと洗練されて、都会的な印象になったと思います(自画自賛)。

このシャツとショートパンツをセットアップで着用すれば存在感は抜群(そして艶っぽさも!)。戦争ではあり得ない組み合わせなのは承知のうえ、キューバで数々の名作を生み出した文豪アーネスト・ヘミングウェイだったら、こんな格好を愛しただろうなという妄想が働きまして……。

レイバンのティアドロップ型サングラス「アビエイター」と、MARATHONの腕時計はタフでハードなミリタリーつながりでチョイス。シャツは首元から少しだけ中に着た白Tをのぞかせて、爽やかな“抜け”をつくったのがポイント。

袖は七部丈ぐらいまで無造作にまくってニュアンスをつけてやると全体がいい感じにこなれて見えます。足元はグルカサンダルだとちょっとやり過ぎかなと思い、レザーのコンフォートタイプのサンダルにしました。

なんか最近、エロサバを名乗っておきながら、まったくエロさがない(苦笑)。むしろ、ストイックさを追求して、まったく逆の方向に突き進んでいるような気もしています。「ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)」の概念が浸透してきたこともあって、今後はもっと言葉遣いに慎重にならざるを得ないだろうし、エロがどんどん難しくなっていく今日このごろです(涙)。


今回のスタイルのキモは……。

●黒にアレンジしたミリタリーアイテムをセットアップで。
●ちょっとだけのぞかせた白Tが爽やかな印象づくりに貢献。
●ミリタリーつながりの小物を合わせて気分アゲアゲ♡
●ヘミングウェイはこのスタイルのよさをわかってくれるはず。
●新しい生活様式は、無理せず、油断せず、続けることが大切。


Photo: Ikuo Kubota (OWL)
Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


 

最新刊となる7冊目は、いわゆる”ファッションの本”ではありません。性別問わず、誰しもが気になる人を惹きつける内面の魅力である色気の重要性。ファッション以前の人間的な、大事な部分について迫りました。色気があるとないとでは、仕事だけでなく、遊びや恋愛など、人生でのさまざまな局面が変わってきます。とはいえ、これと言った正解、とらえどころがないのが色気です。

異性を惹きつける性的な魅力が色気なのか? 髪型や体型、メイク、香り、ファッションなど外見をセクシーにすれば色気は出るのか? 肌の露出を高めボディタッチをすれば色気は出るのか? 逆に隠せば色気は出るのか? 雰囲気や仕草、目の表情、声に色気は宿るのか? はたまたダメ男やダメ女に色気はもたらされるのか? 上品な色気と下品な色気の違いとは? 男性が思う女性の色気とは? 女性が感じる男性の色気とは? 「色気力」とはいったい?

いろいろな経験をしてきたけど、まだまだ辿り着けない「色気力」。本書では、過去の失敗やコンプレックスを乗り越えながら学んだ「色気力」の正体に迫ります。巻末には、和文化総合プロデューサーであり、上品な佇まいからそこはかとなく「色気力」が溢れる美人エッセイストでもある森 荷葉さんとの対談「男と女の色気」もあります。お楽しみに!

あなたの基本を作り、周囲の人を心地良くさせるコツを紹介します。急速に変化する対人関係の在り方のヒントが満載の一冊です。ありがたいことに発売前から全国からたくさんの問い合わせをいただいております。ぜひ読んでいただけると幸いです。

「色気力」
(集英社文庫)

【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。



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