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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

【婚活道場】ヤバい女子にモテまくる年収1000万円男子の憂鬱。

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川崎:「好きになってくれたんだから」と礼儀正しく彼女たちを受け止めて、結果翻弄されてきただけだから。仕事が乗りに乗ってる今、時間もないし、結婚願望なんて持ちようがないよね。

海斗:そうなんですよ!!!仕事に集中したいんです。

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婚活の相談に乗る川崎貴子

川崎:男女交際も結婚も、自分にとって“異物”を受け入れることなの。相手のことを好きだから、尊敬しているから、共感を覚えるから、その“異物”も自分の中に取り込んで、自分の一部にして、共生しようとするの。好きじゃなきゃそんな面倒なこと無理に決まってるわ。

海斗:そんなこと、思ってもみませんでした。

川崎:そうよね。言葉は悪いかもしれないけれど、あなたにとって彼女とは“なんとなくさみしくないために、近くに置いておく”存在だものね。“自分の中に取り込む”という感覚は生まれにくいわよね。

海斗:はい。そうです。それに、歴代の彼女たちは、それなりに容姿も美しく、読者モデルなどもやっており、友人達からうらやましがられていたところもあったので、別れがたく。

川崎:なるほどね。ステイタスシンボルってことね。今まで、女性を好きになったことはないの?

海斗:あります。でも、僕が好きになる女性には、彼氏がいたり、夫がいたり……それを知っては諦めていました。

川崎:あなたと同年代で、地に足がついていて、そこそこの容姿があり、感情が安定しており、他者に寛容で、聡明で人間力がある女性は、すでに誰かの妻。しかも、男性と圧倒的に違うのは、一度結婚してしまうと、婚活市場になかなか出てこないこと。

海斗:離婚しないってことですか。

川崎:その通り。離婚したとしても、再婚にメリットがないことがわかると、結婚したいとは思わないの。

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婚活の相談をする30代男子

海斗:僕と同じですね。

川崎:それはちがーう! 全く違う! いい。海斗さんは、まだ何もしていないの。一方、彼女たちは結婚生活で地獄を見て、立ち上がって、離婚を勝ち取った。その結果、結婚しない道を選んだの。結婚って“紙切れ一枚”というけれど、単位が個人から世帯になることなのよ。社会保険や役所の手続きが、家族というチームで行うように。これを“チーム感”といえるうちはいいけれど、夫婦仲が悪くなると“逃げられない感”と呼ばれるように……

海斗:ごめんなさい! 僕が間違っていました。

川崎:いいのよ。だから、結婚というのは結果的に、恋愛感情を超えた“何か”なのよ。この“何か”を永遠に共有できる相手というのは、非常に少ないし、正解があるわけでもない。

海斗:少なくとも、お話を伺って、歴代の彼女が結婚相手ではないことは、わかりました。

川崎:そして、相手を探して、家庭を築くには、人生はあまりにも短い。モテる男性が独身生活を謳歌しており、50代近くになって「そろそろ結婚しようかな」と思い、彼女にプロポーズ。すると、彼女から「結婚はちょっと……」と断られ、周りを見回せば、同世代は成長した子供と楽しく生活しており、孤独を感じた……なんて話はゴロゴロあるのよ。

海斗:僕の未来予想図を言い当てられたようです。

川崎:幸せはひとそれぞれだから、そんなことは思わなくてもいいのよ。ところで、ここまで話してきて、何か自分の中で変わったことはあった?



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