FASHION ― エロサバ

干場の「エロサバコーデ」

下心は徹底的に隠して、爽やか男子を装うべし?

2018.4.18 2018.4.18
2018.4.18

最近、14歳をキーワードにした書籍が世間を賑わしています。いわゆる中二病と言われる世代ですが、彼らに向けた書籍が大人も含めて大ヒット中なんです。『君たちはどう生きるか』(マガジンハウス)を筆頭に、『14歳の君へ』(毎日新聞社)、『ミライの授業』(講談社)など、盛りだくさん。そのどれもが哲学をベースにしたもので、物事の本質にたどり着くための方法は決してHOW TOじゃないと……。そう、“エロサバ”も自分の頭で考えることが大切なんです!

アイテム


ジャケット/エルメネジルド ゼニア
ポロシャツ/ザノーネ
パンツ/インコテックス
ポケットチーフ/ムンガイ
ベルト/ジャン・ルソー
手に持ったサングラス/レイバン
時計/ティファニー
バッグ/ペッレ モルビタ
キーチェーン/エム・フラテッリ
靴/トッズ

(すべて干場私物)

ジャケットはサックスブルーの無地に見えますが、よく見ると清涼感のある白とネイビーブルーの千鳥格子。それにネイビーポロ、白パンという組み合わせは、イタリア人の大好きなスポーティかつエレガントな着こなしに倣ったスタイルです。

で、小物にちょいちょい遊びを入れてみました。イタリア通の峰竜太さんのコンサバなエレガンスに、石田純一さんのセクシーな着こなしをミックスしたような……。あれ、それってまさに“エロサバ”? うんうん、確かにそう。でも、まだまだひよっ子の我々FORZA世代には、ああいう熟練技は遠い世界。そんなわけで、わたくし干場が年相応のアレンジ法を考えてみました。

このスタイルのエロのポイントは、胸元と足首の肌見せに集約されているわけです(いきなりのネタばらしですが)。でも、こういうアプローチってすでにやり尽くされた感があって、既視感が満載ですよね。ともすると古臭く見えてしまう部分を、どうさり気なく料理するか。そこで、覚えておきたいのが、下心をオブラートするコンサバ方程式。暑いふりをして無造作(若干、無防備のニュアンスも含んで)を装いながらも、ベースは育ちの良さを感じさせる王道的な組み合わせと爽やかな色使いということが重要。

つまり、エロい気持ちはひたすら隠して隠しまくって、安心感を与えることに徹底すべきなんです。だって、その後のめくるめく(妄想)ストーリーも、まずは相手に受け入れてもらえないと何も始まらないですからね。

何度も言いますけど、エロは前のめりにアピールするより隠すほうが断然エロい。

例えば、肌が露わなキャミソールよりも、白シャツに黒のタイトスカートのほうがそそられるじゃないですか。干場的には禁欲的な見た目のほうに溢れんばかりのリビドーを感じてしまう性質でして……。

だいたい、オンナの武器をアピールし過ぎる女性は同性からディスられるし、女性はオトコのやり過ぎにも厳しいんですよね! これは絶対に覚えておいてください。僕も、たまに突っ込まれます(苦笑)。いやはや……なんとも……。いやはや……なんとも……、と言えば『イヤハヤ南友』。

1974〜1976年の間に『週刊少年マガジン』に連載されていた漫画なので、僕はリアル世代ではないのですが、永井豪先生の織り成すエロティックな描写には、小学生ながら興奮したものでした。エロ場面満載なのですが、女の子の恥じらう表情がいいんですよねえ。きっと、いま見ても鼻血ブーもんです。皆さんもぜひ。

あれ、何の話してたんでしたっけ?(笑)

あ、そうそう。とにかく、ネイビー、白の組み合わせは爽やかな印象を与える鉄板コーディネイト。そこにマイルドさを加味しているのがブラウンです。おなじみの“アズーロ・エ・マローネ”ですね。ここを黒にしちゃうと、ソリッドになり過ぎるので注意が必要です。

あとはポロシャツ、ブレスレットタイプの腕時計、ドライビングシューズなんかでスポーティな要素をまぶしてやれば、「干場さんって、いつも爽やかですよね」となって、相手に安心感が生まれ、それにより隙が生まれるわけです。そこを大谷翔平ばりにガツーンと叩いてください! 絶対にメジャー級のホームランを狙えますから。

あと、打率を上げるとしたら、適度な日焼けは健康的に見えて爽やかさも3割増しに。ただ、くれぐれもボタンの開け過ぎ、パンツ丈の短か過ぎは、40歳オーバーだとイタイだけですから止めましょうね。

今回のスタイルのキモは……。

● ネイビー×白の組み合わせは春夏の鉄板。
● そこに茶を加えれば、俄然まろやかリッチに。
● ポロやドラシューでスポーティ要素をちょい足し。
● 適度な日焼けでヘルシーさをアピールして。
● 胸元と足首の肌見せは、あくまでもさりげなく。

Photo: Kazuya Furaku

Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


3冊目の書籍が発売中です。今回は、難しいとされる大人のカジュアルスタイルについて書いています。まだ読んでない方はぜひ!

干場義雅が教える

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「お洒落の本質」
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【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。

『FORZA STYLE』編集長

干場義雅

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

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