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WOMAN Special Talk

みうらじゅん×干場対談
「酒とオンナと仕事の話」

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世の中を
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ラブドールについて白熱対談の【前編】はコチラ

(ラブドールの)エリカさんは 一応この会社の秘書ってことにしてるんだけど、これを買う事によって、俺、自殺出来ない。「こんなもんあって自殺してたら、俺どう思われちゃうんだろう」 とか頭で思うんですよね。これ持つ事によって日々陽気でいないとダメになっちゃうんですよ、だからうつ病にも絶対なれない。こんな物あるのに落ち込んでら れないもん。

編集山本:さっきからずっと見られているような気がしますよね。とってもリアル♥(おもむろにエリカ様にタッチ)

みうら:そう、これ目の玉も動かせるから目線とかも変えられるし。周りもみんな歳なんで、当然高級な車買ったり高級なマンション買ったりしてるから、俺も何か1個高級な物を持ちたいと思ってエリカさんを買ったんです。

干場:車とかには興味はないんですか。

みうら:怪獣が好きで、今も好きだから。バルタン星人よりカッコよくないものにはあまり興味ないのかもしれない。そういう基準が小さい頃に出来ちゃってるんで、車とかに全く興味がなかったんですよね。免許すら持ってないですし。でも交通はすごく不便で逆にバスとか乗るわけで。そういうところで変なモノって見つかるんですよね。不便な方が面白いんです。生活がどんどん便利になっていて、きっと誰かが儲かるようになっているだろうけど、それと真反対の事をした方がね。

干場:それが一番のヒントなのかもしれないですね。この「『ない仕事』の作り方」ってタイトルももちろんそうですけど。人と違うことというか。


※「『ない仕事』の作り方」(Amazon 単行本はコチラ Kindle版はコチラ

みうら:自分はすごくノーマルな人間なんで、人と違うことって無理して始めてるんです。興味があってやってるんだったらたぶん人に届かないと思うんですよね。一生懸命好きなことをアツく語っちゃってる人っているじゃないですか。でも周りの人はそうやって熱く語ってる人や物事にあまり興味を持たないじゃないですか。

俺がやっているのは「俺も興味ないけど、ここまで好きになった」ってことを説明したいんですよね。物事って、形さえ変えれば好きになれるような方法があるような気がして。結局俺がやってたことって始めたときと最終地点は違うことになってるんですよ。AプラスBがABにならずにCになるようなね。

干場:みうらさんの場合、その全くないモノに興味を見出してさらに足すじゃないですか。合体させるというか。それがすごいですよね。

みうら:俺なんか仏像を小学校4年の時に好きになったんですけど、モノの見方が変わったのはそこからですね。

干場:仏像初体験が小4だったんですね。いったい何に気がついたんですか?

⇒「エマニュエル夫人は弥勒菩薩です」
(続きはコチラ



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