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「引き金は義両親の死…」4人の子どもを育て上げた肝っ玉妻が、ダメ夫に離婚届を突きつけた「32年目の理由」

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4人の子供たちは独立し、同居していた義父母が他界したあと夫と2人きりの生活を過ごしたひとみさん。

両親を癌で亡くした夫は、食事と運動には気を遣っていたので今まで大病にかかることはなかった。

しかし、そんな夫が胆石のため手術と入院することになったのだ。

「急に激しい腹痛を訴えて、これはおかしいと思い病院に行ったら胆石ができていました。急遽、手術と入院することに。その時期にちょうど長男の2番目の子が生まれたので、仕事が終わって夫の病院、長男の家と、一日おきに行ってました。すると夫があり得ない発言をしたんですよ」

「おそらく、読みたい新聞を持ってくるのが遅かったのに対して腹が立ったのか『俺と、孫どっちが大事なんだ!優先順位が違うだろ!』とキレ始めたんです。この人は何を言っているんだろう......と思いましたね」

長男の奥さんは、年子で2人目を出産。長男夫婦は実家の近くに住んでおり、産後は夫婦だけだとで不安なのでサポートしてほしいと長男から申し出があったのだ。

長男夫婦も急に入院する父のことを心配したが、胆石除去の手術は成功したと聞いたので時間があるときに家へ来て孫を見てほしいと要望した。

「先ほども述べたように、夫は家の事に関してノータッチです。義父に似ていて他人とのコミュニケーションを嫌うので子供の授業参観は行ったことないし、進学についても一緒に考えてくれませんでした。

自分が子育てに携わってないから、出産した長男嫁をいたわる言葉もなく、自分がいちばんきつい!お前は誰の嫁か!出産は病気じゃないだろなんて言うんですあの人。本当呆れます」


退院後も「病人は労われ」「お粥は飽きないように何種類かレパートリーを作れなど」と指示されたようだ。こんな事は日常茶飯事なので、はいはいと聞き流していたひとみさんだったが、離婚について考え始めるようになったのは夫が定年退職を迎える前からだったと語る。

ひとみさんと夫は5歳離れているので、55歳の時に定年退職。定年後は再雇用する予定はなく、年金受給までの5年間は義父母からの相続、自分の貯金と退職金を崩し生活していく予定だったようだ。



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