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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「低学歴、セクハラ、足臭い…」引き継ぎ資料というより、もはや中傷。個人情報担当者が語る「ヤバすぎる実態」

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札幌市の市立中学校で、生徒の個人情報が記載された資料を教員が一時紛失したが、その資料とされる画像がSNS上に流出していることがわかり、ネットを中心に大騒ぎとなった。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、この情報流出についてこう語る。

「流出した資料の中には、単なる情報だけでなく個人への中傷とも取れる表現があったとされますが、意外だったのは『低学力』『ちょろすけ』『父親うるさい』など、中傷と取られかねない内容そのものよりも、ネット上に流出させたことに対して批判していた人が多かったことです。

大勢の子供たちの指導上での注意点を管理・共有するには、若干表現が荒くても、こうした引き継ぎ資料の作成が必要だと考える人は多いということのようです」

教育現場での引き継ぎ資料作成について小中学校関係者に取材を試みたが、話を聞かせてくれる方を見つけることができなかった。

そこで急遽、顧客の個人情報含みの資料を作成した経験のある方を探して話を聞いたが、その話からは、一部のサービス業者にも教育現場と似た問題があることがわかった。

・・・・・・・・・・・・・・・

今回、顧客の情報資料に関する話を聞かせてくれたのは磯村りせさん(仮名)。ある地方都市でアロママッサージサロンに勤務してきた30代半ばの女性である。

「うちのお店では、お客様ごとにカルテのような資料を作っていました。それ以前に勤務していたサロンにもカルテがあり、お客様の主訴・単価・持病などの個人情報を記録していました。

私が最近まで勤めていた店には、プライベートで来て気に入って移籍を決めたという経緯があります。技術も接客もいいと思って入社したのですが、入社当時の顧客資料の書き方はひどいものでした。しかも当時その資料は、誰でも開けられる棚に保管されていたんです」

りせさんは、先ごろ結婚を機に同店を退職したという。退職時には、店の顧客情報管理はすでに健全化していたが、そこに至るまでにはすったもんだがあったという。



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