【選ばれしイケオジ達へ】6・14ケータハムから2台のニューモデルが登場。急ぎ最新のセブン340Rに乗ってみた結果…

エンスーな自動車趣味人にとって、2024年は悲報から始まりました。新年恒例の「東京オートサロン」で発表されたケータハムの新型「セブン340S/R」の価格がなんと1000万円を超えていたのです！

過去に1000万円クラスのセブンがあったのは、1992年に限定販売された創立35周年モデルの「JPE」（ジョナサン・パーマー・エヴォリューション）くらい。当時の為替レートを調べたら1992年は1ポンド223円。翌年は一気に振れて168円になるのですが、直近の為替レートが198円ですから、セブンも手が届かないクルマになりつつあります（小数点以下切り捨て）。

金融界隈でポンドは昔からキラー通貨と呼ばれ先が読めないことで有名。ですが、いまはポンドに限らず円安傾向にあります。せめてもう少し円高になってくれないと輸入車に限らず、老若男女クルマそのもに乗れなくなる危険性も。なんとか安定した世界であって欲しいものです。

さて、2024年に加わったファン待望の新型セブン340Rに乗せていただきました。ご覧のようにカーボンパーツなどオプション類もテンコ盛り。軽規格の170とは違って車体寸法も大きく、ボディサイズは全長3100×全幅1575×全高1115mm。ホイールベースは2225㎜です。

ライトウェイトスポーツの代名詞、その車重はロードスポーツ志向の340Sで560kg、レーストラック志向の装備をもつ340Rで540kgというのが公称値。搭載するパワーユニットはお馴染みのフォード製の2L直4デュラテック・エンジン。最高出力172ps（126.5kW）/7250rpm、最大トルク174Nm/6500rpmを発生します。