ところが、最近出かけた高校の同窓会で久々に会った友人と備蓄の話になり、目からウロコが落ちたという。
「『防災食と言えば乾パンとか美味しくないものとかって思い込みすぎなんじゃない? ちゃんとリサーチしてる?』と言われました」
思い込みはあった、と感じた優里さん。それまでは、防災食や備蓄水の賞味期限が過ぎた後か切れる直前に慌ててホームセンターで乾パンなどを購入していたのだ。
「その友人は、缶タイプのインスタントラーメンとか、温めなくても食べられるカレーとか、普段でも家族が食べてくれるものしか買わないと言っていました」
優里さんは友人の真似をし、「日常のなかでも食べるかどうか」だけを基準にして防災食を選んだところ、ローリングストックが自然にできるようになったという。
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