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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】待ち伏せからのプロポーズ……。20代サロン経営者が経験した「地獄の忘年会」。距離感をミスりすぎている客の特徴とは

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「カンパ~~イ!今年も1年お疲れ様っ!」

今年1年間、頑張った自分たちを労いながら冷えたグラスに注がれたビールを飲み干す。

3杯ほど飲み進めたあたりから、饒舌になっていくA氏。お酒が入るとこんなにベラベラ喋るんだと感じながら、お互いの仕事の状況や最近の悩みについて話し合う。

それから2時間が経過した頃だった。トイレから戻ってきたA氏がいきなり隣に座りだしたのだ。

席のタイプは座敷だったため、向かい合わずに座るのは店員やほかの客から見ると不自然に感じるのは想像がつくだろう。

すると「今日ね、美奈ちゃんと2人で忘年会できてとっても嬉しい……!」とにこやかな表情をしながら手を握られたのであった。

さらに酔いが回ると急に下ネタを繰り出し「美奈ちゃんはS?M?どっちかな?(笑)」など返答に困る質問をスラスラと言い続けるA氏に対し、気持ち悪さよりも恐ろしさを感じる。

——(酔ったらキモくなるタイプか……。つら……。今あるお酒を飲んだらさっさと帰ろう)

身の危険を若干感じたため、その日は3時間で解散。付き合いが長いお客さんとプライベートで関わるのはやはりよくないかとため息をつきながら、今後誘われたら断ろうと決意し帰路につく。



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