「無駄だと思ったので。こんな言い争いに意味なんてないですよ。よくも知らない人にこんな風に言われて腹が立ったのは事実ですが、理解し合えないからしょうがない。結局、言われるだけ言われてその日は帰りました」。
志保さんは翌日から、散歩のルートと時間を変えたという。
「もう2度と会いたくないというのが本音のところ。ですが、同じ地域に住んでいれば、どうしたって会ってしまうこともあると思います。ただ、なるべく会わないようにとルートと時間を変えました」。
数日はAさんに会うこともなく、平穏な日々が続いていたと話す。ところが年も押し迫ったある日のことだ。
「別の犬仲間から、Aさんが私の話をいろんな人にしていると言われました。犬を家族と思っていないとか、なんとか。もううんざりですよ、本当に」。
教えてくれた人もまたAさんの目の敵にされたことがあるそうだ。
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