【続きはコチラ】旅行に犬を連れて行かない私に「本当の子供と思っていない証拠だ！」とのたまう犬仲間。ペットを飼うもの同士でも縮まらない距離感の本音

【前編のあらすじ】冨山志保さん（仮名・49歳）は、夫と犬と東京で暮らしている。犬は家族同然だが、長距離移動をさせるのは人間のエゴだと考え、自家用車以外での移動を避けてきたという。そんな志保さんが最近出会ったのが散歩仲間のAさんだ。そんなAさんに犬をペットホテルに預けて旅行に行ったことを伝えると「虐待だ！」ととんでもない言いがかりをつけられてしまったという。

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©︎GettyImages

「ペットホテルに預けて旅行に行くだけで虐待って…。もちろんいろんな考えがあることはわかっていますよ。

それでもさすがにないですよね」。

とはいえ、公道で言い争いをするわけにはいかないと志保さんはなだめるつもりで「淋しい思いさせちゃったかな」と言ったという。

「心の中では虐待なんてしてないし！って気持ちでしたよ。でもね、大人気ないかなと気を遣って言ったひとことがさらに火種になるなんて思いもしませんでした…」。

Aさんは「淋しい思い」という言葉に異常に反応したというのだ。

ー淋しいに決まってんじゃない！志保さんは銀ちゃんのことを犬としか思っていないのよ。子供だったら置いていく？1人でホテルに泊まらせる？泊まらせないでしょ？

「正直これには参りました。だってAさん、子どもいないんですよ。説得力なさすぎ…。確かに銀は子供のようにかわいい。でもリアルな子どもとはまた違うと私は思っています。実際、我が家には娘と息子がいます。2人と1匹、すべて愛おしい存在であることに変わりはありませんが、まるで同じとはなりません」。

志保さんは困り果てたというが、Aさんの怒りはまるで収まらなかったと話す。