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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

欠陥部品が引き金に。この痛ましい大事故からユーザーは何を学ぶべきか?

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

リコール情報はメーカーHPや国交省だけが情報ソースじゃありません

痛ましい事故が起きました。既にニュースは流れているのですが、その構図を簡単にいうと、「ホンダN-BOXに搭載されるデンソー製燃料ポンプが故障」→「高速道路のトンネルで停止」→「後続車が追突し死傷事故に発展」という流れ。このデンソー製燃料ポンプ、仕様は違えどもホンダだけが採用しているワケじゃありません。

そもそも燃料ポンプの不具合って、徐々に性能低下したり、ポックリ止まったりとその症状は様々。整備工場で点検するも故障診断テスターで事前に不具合が見つかるなんてことは稀です。よって、自動車には走行距離や使用期間で交換するパーツが結構あります。タイヤだってミゾの残量が適正値で車検OKでも、製造から3年も経てば性能は落ち本来のパフォーマンスを発揮できず。

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今回の事故、自動車を製造するホンダ、燃料ポンプのサプライヤーであるデンソーも対策が遅れました。なんとこの事故から5ヵ月も経過し現在に至るのです。また、このパーツは過去にもリコールの対象となり、結果的に抜本的対策がなされぬまま死亡者を出すことに。事故そのものは後続車の前方不注意なんですが、故障が引き金でクルマが止まってしまえば、当然、報道ははいかがなものか? と叩くワケです。



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