「大変だったけど楽しかったな」昭和と令和の運転の違いとは？

■音楽を聴くためにも入念な事前準備が必要

音楽がドライブを盛り上げるのは、昭和も令和も変わりませんが、車内で音楽を聴くための準備には大きな違いがあります。昭和の時代では、好きな音楽を聴くためや同乗者の好みに合わせて、カセットを自分で編集したり、CDをたくさん購入して、クルマに積んでおく必要がありました。

カセットやCDの収納場所は足りなくなり、車内にカセットやCDが散乱している人も多くいました。センターコンソールを占拠するオートカセットセレクターや、6連奏CDチェンジャーを備えたクルマもありました。

用意しておかないと音楽を聴けなかった昭和の時代。令和のいまはその時に聴きたい曲を流すことができる

それが令和では、音楽の準備なんてしなくても、スマホをクルマに繋ぐだけで、その時に聴きたい曲を流すことができます。苦労は圧倒的に減りましたが、助手席の人とのコミュニケーションの機会は、昭和時代のほうがあったかもしれませんね。