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「大変だったけど楽しかったな」昭和と令和の運転の違いとは?

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■バック駐車は運転上手をアピールするポイントだった

運転操作のなかで、もっとも変化したのが「バック駐車」でしょう。昭和の時代には、助手席の背もたれに手を掛けて、後方を目視しながらバック駐車をするという仕草が「かっこいい」などといわれたものですが、令和のいまはモニターの映像を確認しながらバックすればOK。

しかもハンドルと連動して示されるガイドラインもあります。もちろん目視も必要ですが、クルマの死角が減ったことで事故トラブルを未然に防げるようになり、バック駐車は本当に楽になりました。

 

■慣れていても緊張した料金所での支払い

もうひとつ、高速道路や有料道路の料金所での風景も大きく変わりました。昭和の時代は、財布を用意して現金を出し、係員に渡して、お釣りと領収書をもらう、という一連の作業が必要で、もたもたして後続車を困らせないよう、スムーズに行う必要がありました。

一人で運転しているときや、暗くて現金が見えにくい夜間に料金所を通過する際には、いまでは見かけなくなった車載コインケースに、小銭をたくさん並べておいたものです。

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もたもたして後続車を困らせないよう、スムーズに行う必要があった料金所。令和のいまは減速して通過するだけだ

それが、ETC搭載率90%を超えた令和は、減速してゲートを通過するだけで、支払いが完了。昔のように戸惑うことはなくなり、スムーズかつ安全に通過できるようになり、大変便利になりましたが、料金所のもぎりのオジサンとの一瞬のコミュニケーションがなくなったことは、昭和の時代を知る者としては、少し寂しさも感じます。

 

■まとめ

昭和の時代の運転は、いま思えば、不便なことがたくさんありましたが、苦労して準備することで、ドライブがより楽しいものになっていたようにも思え、それはそれで楽しかったな、と思います。何十年か後には、この令和の時代が、「あの頃は苦労していたよね」となっているのかもしれませんね。あなたの思い出もコメント欄で教えてください。

Text:Tachibana Kazunori,MMM-Production
Photo: Adobe Stock,PHOTO AC
Edit:Takashi Ogiyama



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