ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE そこが知りたい! 暮らしの真相

【後編】都内億ションで欠陥発覚!修繕&補償を勝ち取るために最も必要なこと

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

「妻をはじめ、快く相談に乗ってくれた弁護士や建築業界の友人、公務員時代の上司、理事をやってくださったみなさん、それから積極的に協力してくださった住人の方々には、本当に感謝しています。皆さんの力がいなければ、解決まで辿り着かなかったでしょう」。

そしてなんとか迎えた臨時総会。ここでの議題は提示された改修工事の内容と金銭補償の合意だった。

「結果は99%の賛成、1%反対でした。補償の内容は差し控えますが条件として提示されたのは、2021年12月末までに一旦、全員が転居することでした。みなさん、仮住まいに移って、改修工事の終了を待つというわけです。ここでも一部の人がなかなか退去しないなど、最後の最後まで協力してくれない人がいて残念な気持ちになりましたね」。

2022年年末、ついに工事が終わり、タワマンは新しく生まれ変わった。

「改修工事中も幾度となく、岩山さんとディベロッパーとゼネコンと会議を重ね、現場も確認してきました。ですから、私にとってはやっと終わった、という気持ちでしたね」。

岩山さんは言う。

「おそらく、都内で1番安全なマンションなんじゃないでしょうか。完成したマンションの内部を解体して、瑕疵がないよう細心の注意を払い、作り直したんですから。改修工事の途中で何回もチェックをしましたしね」。

この一件を通して思うことを工藤さんに聞いてみた。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5