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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】ポイ捨ての犯人は寂しい老人!それでもやめられないタバコの怖い中毒性

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

毎朝家の前の側道に捨てられるタバコを、掃除している橋爪康二さん(仮名・50歳)から話を聞いた【前編】。【後編】では康二さんが犯人探しを決意した顛末から話を聞いていきたい。

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©︎GettyImages

「家の前の側道に捨てられるだけでもこんなにストレスなのに、家の敷地内にタバコの吸い殻を捨てられたんですよ!?もう黙ってはいられないと犯人を突き止めることにしたんです」。

翌日から、康二さんは1時間早く起きて、駐車場の奥の小窓から、家の前を監視したという。

「おそらく、外からは見えていないと思います。念入りに確認しましたから。でも初日、犯人は現れませんでした」。

2日目のことだ。康二さんはその日も1時間早起きをして見張っていたという。

「このときはまだ、犯人を見つけた後のことを考えていませんでした。問い詰めるのか、追い払うのか…。ぼんやりそんなことを考えているとついに現れたんです」。

康二さんはすっかり相手が若者だと思っていたという。しかし、現れたのは年配の男性だった。

「威厳のありそうな顔でしたが、着ているのはどう見ても寝巻き。とすると近所の人だなと直感しました。ただ、お恥ずかしい話、私、近所付き合いなどはほとんどせず、妻に任せきりだったので初見でその人が誰かはわからなかったんです。だからその日は遠くから写メだけ撮って、追い払うことはしませんでした」。

撮影した写メを見せると妻は、すぐに犯人の目星をつけたという。

「ご近所さんの気がすると。確かに言われてみたら、見たことがあるような気がしました。妻の情報によると昨年、奥さんを亡くして、娘さんと2人暮らしをしている人だということでした」。

康二さんは迷ったという。



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