【レッドウィングの日って知ってる？】オジサンにもぜひ知って欲しい、ブーツの面白い話

レッドウィングの「スーパーソール」

続いては、編み上げブーツ、まだまだ履いていたいブーツ、ベージュスエードの靴、赤茶が美しい靴の回に続いての登場となる＠tapivlogさんの投稿。レッドウィングの「スーパーソール（SuperSole）」です。

1970年代にレッドウィングが開発して特許を取得した靴の底付け製法が「スーパーソール」。

ウエルトをアッパーと中底に縫い付ける工程まではグッドイヤーウエルト製法と同じなんですが、底付けの工程ではソールをウエルトに縫い付けず、靴本体をソールの鋳型にセットして発泡ウレタンを流し込み、アッパーの下部に縫い付けたウエルトの周りまでしっかりと成型します。

こうすることによって、オイルドレザーに含まれるオイル分が接着剤の効果を弱めてしまうため採用できなかったセメント製法にも負けないくらい低コストで、耐久性の高いブーツを世に送り出すことができたわけです！

＠tapivlogさんの「スーパーソール」は、長野県・松本の古着屋でゲットしたという90年代モノ。初購入となったusedのブーツで、思い出の品なんだそう。

こういう出会いこそが古着の醍醐味！ 90年代のレッドウィングは良品が多いので、ぜひ今後も大いに愛でながら、履きまくって自分だけの一足に育てあげてください。