一見派手に見えますが、じつは落ちついていて、艷やかさと大人っぽさもあわせもちます！
二十四節気（にじゅうしせっき）では「小雪」を迎え、わずかな雪が降り、山などに雪がみられる時期の到来。ときには春を思わせるような暖かな日になり、こんな日を「小春日和」 と呼ぶんですが、今年は暖かくて、そんな日の方が多い…。
そのせいか、やっと木々も色づきはじめ、銀杏は黄色、もみじは赤など、紅葉、落ち葉を楽しめるようになってきました。
そして、地面に積もる赤い葉を眺めていると、なんとなく赤茶、バーガンディの靴が履きたくなる！ ということで、第110弾では赤茶が美しい靴をピックアップしたいと思います。
赤茶とは、文字通りやや赤みがかった茶色のこと。とくに人気なのは、ブルゴーニュのワインのように茶色みの強い深い赤"バーガンディ（Burgundy）"や、南米産センダン科の常緑高木から取られた赤褐色の"マホガニー（Mahogany）"、バラ科スモモ類の果実が熟した色からとった暗い赤"プラム（Plum）" など。
一見派手に感じがちですが、じつは落ちついていて、艷やかさと大人っぽさもあわせもつ色なので、意外にビジネスシーンでも活躍してくれます。
そして、履き込んでは手入れを繰り返すとだんだん赤みも落ち着いて、一気に渋くなるのでオススメです。
では話をクルリンパと戻して、赤茶が美しい靴の素敵な投稿５選をご紹介していきます！
ジョンロブの「ハイゲート」
まずは、もはや説明不要、キング・オブ・靴魂！ 今回で24回目となる＠ryuki_hさんの投稿から。ジョンロブ（JOHN LOBB）の「ハイゲート（HIGHGATE ）」です。
世界最高峰としてその名を高く轟かせるジョンロブ。そのなかでも名作との呼び声高い、プレーントゥ、シングルバックルのミドルカットブーツが、「ハイゲート」です。
7000ラスト（木型）を原型とし、ブラッシュアップさせた2511ラストは、若干ロングノーズ気味でスタイリッシュなシルエットを描き、フロントからサイドに流れるラインは優雅で惚れ惚れします。
バックル側には伸縮するゴムが付いているため、ストラップも留めやすく、しっかりホールドしてくれます。
＠ryuki_hさんの「ハイゲート」は、レッドミュージアムカーフで、ジョンロブでも人気なカラー"プラム"より、赤みが強いのが特徴ですが、強くて派手な赤というよりは、ミュージアムカーフ特有の黒が混ざった感じで、かなりシック。意外に合わせやすい、美しいカラーです。
＠ryuki_hさんの靴コレクションは、いつ完成するのか？ 数多入手した中から、どんなものが残り、どんなものをどういった理由で手放しるのかなど、聞きたいことが山盛り…。いつか拝見しながらお話が聞きたいです。
