【後編】理事会の親父たちを好き放題させる世話係の悪夢。一体祭りは誰のためのものなのか？

ー怒りっぽくて嫌になっちゃうね。だから働く女は嫌なんだよ。

「こういう発言って、再現ドラマとかで誇張されたものだと思っていました。本当にあるんですね。さらに驚いたのが、世話役の発言でした」。

ーここはやっぱり理事たちの手腕に任せましょう！

「ああ、こういう人がいるから女性の社会進出ってなかなか進まないんだろうなって改めて思いましたね。その後も世話役は理事や理事長にごますりをするばかり。さすが！とか頼りになる！とか、いつの時代だよっていう声かけばかりをしていました。結局、その日決まったのは当日、参加賞を配る地点とそこの人員だけ。参加賞は決まらず会はお開きになりました」。

しかし、会がお開きになっても親父たちはその場を離れようとはしない。この後はいつも恒例の飲み会が始まるというのだ。