【後編】理事会の親父たちを好き放題させる世話係の悪夢。一体祭りは誰のためのものなのか？

【前編】では、浜島景子さん（仮名・48歳）が町内会で受けているとんでもないハラスメントについて話を聴いてきた。【後編】では、秋祭りの運営会議で縦横無尽に振る舞うとんでも親父たちとそれを援護射撃する世話役を名乗る有志たちとの悪い体質を紐解いていく。

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「世話役と言ってもそういう役割があるんじゃなくて、勝手にやっている感じです。女性がほとんどで、皆さん係の経験者。中にはPTAの元会長とかもいます。祭りというか、そういう地域の集まりごとがお好きなんでしょうね。確かに、誰かがやってくれなければ成り立ちませんから、それには感謝しているんですが、そのやり方がちょっと…」。

その日の議題は、子ども神輿の参加賞として各休憩地点で配られるお菓子についてだった。

「パックジュースとか、棒のついた飴とか、昭和かよ！？っていうラインナップで、ある意味度肝を抜かれました。今年はとにかく暑かったですし、私たち係の間では持ち運びができるスポーツドリンクとか、その場で食べ切れる小さなアイス、塩分摂取にタブレットなどが上がっていました」。

とんでも親父たちの提案、そして景子さんたちの提案がホワイトボードに書かれたところ世話役の女性が意見を述べたという。