【後編】ネタバレ先輩が読めなかった『VIVANT』。あなたは正しく読める？

ービバントじゃなくて、ヴィヴァンですよ。

「ネタバレ先輩は、びっくりした顔をして、みるみる顔が赤くなっていきました。周りにいた人たちも笑うに笑えないみたいな表情で…。とにかく気まずすぎる時間が流れました」。

はるなさんも読み方が間違っていることには気がついていなかったんだと話す。

「おそらく社員も悪気があって、指摘したのではないとおもいます。だって気まずい顔をしていましたから。思わず言ってしまったんでしょうね。でも結果的にネタバレ先輩が、みんなの前で恥をかくことになってしまったんです。その場はしばらくシーンとなって、休憩時間は終了。帰りに社員に何か悪いことした？と聞かれましたが、なんと答えていいやら」。

その日を境にネタバレ先輩は少し静かになったという。

「『VIVANT』のネタバレをすることはなくなりました。だから私はゆっくり最終回まで自分のペースで観ることができそうです。またすぐに元気を取り戻すでしょうが、今はワイドショー話も少なめ。私たちの付き合ってる話もすっかり忘れ去られた感じです」。