オジサンもビックリ。1000万円のスカイライン爆誕！（限定100台）

ココでふと気になるのが価格差です。専用設計のレカロシートはお高い方のニスモと変わらないのですが、それでも約100万円も違います。その内訳は匠ラインでエンジンを組上げた証となる職人の名を刻んだ匠プレート、艶消しガンメタリックの専用塗装を施したホイール、専用エンブレムが主たるもの。

限定100台となる「スカイラインNISMO Limited」は精度にこだわったエンジンとのことですが、あくまで公称値は420psと「スカイラインNISMO」と変わりません。どちらの車両も持ち込み登録のNMC（日産モータースポーツ&カスタマイズ）扱い車なので、もう少し鼻薬を聞かせて出力アップを果たして欲しかった……といったら贅沢でしょうか。

比較ついでに調べると、直近の400Rのエントリー価格は589万9300円でした。どんぶり勘定で約200～300万円もの開きがあるのですが、サスペンションやブレーキは別モノ。ATは強化されていますし変速制御も異なります（無論、中身も）。細かいところでは前後のウィンドシールドガラスの接着剤にGT-Rニスモと同じ高剛性接着剤を使用し最適化。ナビなどは標準装備なので、その対価は十分にあるでしょうか。