【人気ミニバンランキング】納期が早いガソリン車で比較しても、ノア＆ヴォクシーが圧勝だった件

ガラパゴスカーの代名詞、なかば日本専売車といえそうなミニバン市場もトヨタの圧勝。まずは自販連が発表した2023年1～6月の販売ランキングを見てください。

【2023年上半期 乗用車ブランド通称名別順位ミニバン編】
6位　ノア　50,489台
7位　ヴォクシー　48,669台
12位　セレナ　34,460台
24位　ステップワゴン　15,970台
34位　デリカD:５　9,458台

もしもトヨタがハイブリッド車をもう少し順調に生産できたのなら、ノア＆ヴォクシーで10万台を記録していたに違いありません。この2銘柄は単独で見てもワンツーフィニッシュ。

ライバルである日産のセレナは頑張っちゃいるが1万台以上届かないし、ホンダはエアーとスパーダの2タイプに作り分けたステップワゴンなのに、ダブルスコア以上の差でそのセレナにさえ負けました。

資材調達に難儀するのはどのメーカーも一緒のはず。しかし、メーカーごとに諸事情が異なることや販売力に差があるとはいえ、商品力で負けていると認めざるを得ません。さらに、クラスを変えてミニバン市場を上位から見てみると、モデル末期（先代）の最終型アルファードが24,560台で総合ランキング18位を記録。