オジサンもビックリ。1000万円のスカイライン爆誕！（限定100台）

日産のラインナップで唯一のセダンとなったスカイラインも、いよいよ最終局面かもしれません。今回アナウンスされた特別な限定車は、最強の400Rにニスモが腕を振るいチューニングした「スカイラインNISMO」と「スカイラインNISMO Limited」という2モデル。

“スカG”の愛称で多くのスポーツカーファンに支持されたスカイラインもその誕生から早60年。年々厳しくなる環境規制を乗り切るのもこれが最後かもしれません。ちなみに限定台数は前者1000台、後者100台。なお、リミテッドは公式HPからエントリーする完全抽選販売車。1000台の枠は販社により販売方法は異なる模様です。

心臓部であるエンジンは、GT500レース用エンジンの開発者が同じ開発設備を使用し仕上げたという逸品です。とはいえ、ベースとなる400Rとの出力差は＋15psの最高出力420psという控えめ（？）なスペック。しかし、最大トルクは475Nmから550Nmへとその差は大きく、専用セッティングの7速ATと相まって、ゼロ発進時の蹴り出しはニスモらしい違いとなって表れることでしょう。

気になるお値段は、「スカイラインNISMO」が788万400円、「スカイラインNISMO」の「RECAROシート＋カーボン製フィニッシャー装着車」が847万円、匠ラインによる手組エンジン搭載車「スカイラインNISMO Limited」が947万9800円ですから、乗り出し価格はおよそ1000万円！