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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「キャバクラや風俗にも寛容なんです」糟糠の妻をナメすぎ! 自称イケオジ夫が気づけなかった「怨念の帰結」

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謙也は土曜の夜、決まって飲みに行くことにしている。忙しい毎日のストレス発散を言い訳に酒を煽り、翌日起きるのはだいたい昼ごろ。たいてい起き抜けにビールを開けて、そこから夕方まではゴロゴロしながら酒を飲んだり、映画を見たり……。これがお決まりのコースだ。妻や子どもはこの姿をみて、何も言わないのだろうか?

「子どもたちは高校生と大学生なので、全然家に寄り付きません。だから週末は自分時間を過ごしているって感じですね。妻はたいてい、出かけていますね。小さなつまみでも用意していってくれるといいんですけど、そこまでの気は使ってくれません。でも文句は言いませんよ」

なんともお気楽なものである。

「酒も好きなんでね。平日は大体ビールとハイボールかな。食事を食べながら晩酌をして、ほろ酔いでYouTubeみながら寝るってパターンですね。本当は毎日、キャバクラにでも行ければいいんですけど。そんなに豪勢なことはできません」

家のことはすべて妻任せ。学校行事や地域の集会はもちろん、ゴミ捨てのひとつもしたことがないという。食事は出てくるのが当たり前。終わったとて下げることもなく、ごちそうさまの一言もない。昼間の弁当も30年ずっと妻が作り続けている。

「飯が旨いのは本当に妻のいいところですよ。何食っても旨い。でも、結婚して30年も経つと可愛げとか優しさとかは微塵もないんでこちらもそういう対応になっちゃいますよね」

そんな謙也は最近、お気に入りの女性がいるという。名前はふみ、駅前のキャバクラに勤める苦学生だ。



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