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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「キャバクラや風俗にも寛容なんです」妻をナメすぎた昭和モラハラ夫の哀れすぎる末路

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】

酒にキャバクラに風俗と、妻と子どもを持ちながら奔放に過ごす謙也(仮名・58歳)。「カラダの関係くらい大目に見るべき」と語り浮気を繰り返していた。しかしそんな謙也には、今どっぷりハマっている「ふみ」という女性がいるそうで……。

・・・・・・・・・・・・・・・

「じゃあそうさせていただきます。お世話になりました」と頭を下げて、部屋を出ていこうとした。

謙也は咄嗟に、妻の腕をつかんだ。すると妻は振り返り、睨みつけるようにこちらを見上げ、低い声で「離してください」といった。その顔には明らかに嫌悪感が滲んでいた。触れられたくない、そう言われている気分になり謙也は思わず、手を離した。そして妻は出ていった。謙也はその姿を見送るしかなかった。

明らかに今までとは違う。謙也はここでようやく、ことの重大さに気がついた。

「これまでも俺が怒りに任せて怒鳴りつけることは、何度もあったんです。離婚というワードを出したことも一度や二度ではありません。いつもなら妻は、俺の怒りが治るまでじっと黙っているんですよ。名誉のために言っておきますが、手を出したことはありません」

ダイニングテーブルの上には、離婚届とともに手紙が置かれていた。手紙の中には日々の暴言、行動はDVに相当すると書かれていた。さらに女遊びもまた侮辱行為だと。そして最後に昨日の話が書かれていた。



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