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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「なに色ボケこいてんだよ…」夫からの言葉のナイフ。傷心のレスられ妻が「人妻レズビアン」になって見つけた「本当の自分」

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10代、20代と男性との交際経験があったが、『いつも、何か違う』と違和感を抱いていたこと。特に体に触れられることは不快だったこと。20代の時にとある女性と恋に落ち、自分がレズビアンであることを自覚したこと。

「キリコさんのお父様はパイロット。博識で心優しく誰にも公平に接するとても立派な方だったそうです。お父様はキリコさんを溺愛し、キリコさんも父に懐いていた。交際相手には、父以上に尊敬できる人格者を求めた時期もあったそうですが、結局、お父様以上の男性は見つからなかった。

結果、異性との恋愛はあきらめたそうで……。キリコさん自身、『自分でも自分がよくわからないけれど、女性が好きなのは間違いない。ルミのことを愛している』と言ってくれて……」


©︎gettyimages

その夜は、夫が別室にいるにもかかわらず、一つのベッドで求めあったという。

「夫に見つからないようスリルを味わうのではなく、私の場合は『キリコさんと片時も離れたくない』という思いのほうが強かったですね。

夫と同じベッドで寝ている時は、今も『色ボケ、バーカ』という言葉が頭の中でリフレインし、悪い夢を見るほどトラウマになっていましたから……ただ、万が一、キリコさんとの関係が見つかってしまったらどうなるの? という恐怖もぬぐえません」

しかし、ルミさんには相反するもう一つの思いがあった。



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