ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

「バスルームからダンナと姑の楽しそうな声が...」元CA妻を苛むマザコン夫と、ヤバすぎる義母の末路。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

気持ち悪すぎて吐き気がする。

3組に1組の夫婦が離婚すると言われる現代だが、その理由が配偶者の親族にある場合は少なくない。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「ひと昔前までは、結婚は家同士の結びつきという概念が強かった。現代ではその意識は大分薄くなってきましたが、配偶者の親族に悩んでいる人はとても多いのです」

永井充希(仮名・39歳)もそんなひとりだ。家に届いた荷物を開封しながら大きくため息をついた。

「信じられないほどダサい服とか、味が濃すぎる手作りの漬物とか……そういうのが送られてくるんです。2週間に1度ほど」

送り主は夫・弘也(仮名)の母、永井好子(仮名)だ。充希にとっては姑ということになる。

「息子の翔太が生まれてからというもの、ずっとこの調子で。毎晩の『テレビ電話攻撃』も本当にストレスでたまりません」

弘也は大手都市銀行勤務、充希は大手国内航空会社のCA。そう、彼らは絵に描いたようなエリート夫婦なのだ。充希は産休中だが、保育園入園とともに復帰するつもりだ。

「仕事復帰が前提なので出産も保育園に入りやすいように計画的に行いました。産後はもちろん、すぐにミルクにチェンジして、今は4月入園に備えているところです」

充希は現役バリバリの国際線CA。復帰後も変わらず世界中を飛び回るために、家庭訪問型の保育士と実母とで連携を図る予定だ。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割
©︎GettyImages

「保育士も5人ほど面接をして、決めたところです。母が手伝いに来てくれたときにリラックスして過ごせるよう、自宅の近くに小さなマンションも一部屋購入しました。いらなくなったら売りにだせばいいですし」

用意周到に布陣を固めるそんな充希にとって、好子はまさに目の上のたんこぶだ。

「この間も電話中にミルクをあげていたら、母乳の方が幸せだとか、健康になるとか愛が伝わるとか、ネチネチ言ってきて……本当に信じられません」

そもそも好子は充希が働くことに対しても良くは思っていないという。

「結婚前の顔合わせで、専業主婦の良さについて説かれて私も両親もドン引き。母に至っては、結婚を考え直したら?とまで言っていました。でも今思えば、本当に考え直すべきだったのかも……と思ってしまいます」

このように義実家と別居をしているケースでも、やはり嫁姑問題は勃発しやすいと危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は言う。

「今回のように、旦那さんと姑さんの仲が良い場合だと特にそうです。どんなに姑さんが非常識な行動をとっても旦那さんはなかなか強く言うことができない。やはり、結婚前に義実家の関係性をしっかりチェックし見極めることが重要なんですね」

そして、エスカレートする好子の干渉に我慢できないと訴えているものの弘也はまるで役に立たない。

「弘也は母の尻に敷かれている状態。何を言っても母さんも悪気がないんだよ、で終わり。悪気があるかないか、じゃなくて、常識の問題だと話してはいるんですけど、まるで解決になりません」

それでも充希はなんとかやり過ごしていたという。

「ダサい服に着替えさせて、テレビ電話をして、漬物が美味しいといい、こちらから都内で話題のお菓子を送って……。妻として完璧じゃありませんか? あと3ヶ月。仕事に復帰できさえすれば、もう電話攻撃も荷物も断る言い訳ができると思っていたんです」。

義母・好子の行動は更にエスカレートする。ある日、帰宅すると自宅のお風呂場から姑の声が聞こえてきて、事態は致命的な場面を迎える。次回ではその顛末と、メガバンク夫と充希の現在の関係を詳報する。

▶︎【後編】「お風呂場から、ダンナと姑のイチャついた声が...」元CAのエリート妻を苛むマザコン夫と、ヤバすぎる義母の末路。


RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5