「いいんですよ、家事も育児もやらないならそれで本当にいいんです。でも、それなら一人前に育児休暇を取るの、やめてほしい。今後第二子が生まれる頃は、今と違って育休中の給与が100%保証してもらえるみたいですが、それでますますデカい顔されるの、目に見えてますから」
秋奈さんは、夫に普通に仕事に行ってほしいと切実に思っている。多少大変でも、自分で赤ちゃんの世話をして、ぼちぼち家事をこなしたい。赤ちゃんが寝てくれた時間に配信でバラエティ番組を見たり、おもしろ動画を見たり、そんなささやかな時間が楽しみなのだという。
「夫がずっといて何かごちゃごちゃやっているより、私は一人になれる時間を確保したい方なんです。どうしてみんな十把一絡げに夫に休まれないといけないんでしょうか。ダンナの育休中のストレスは、本当に激しいものでした」
©Getty Images
実母の滞在期間終了後、秋奈さんが夫に対して「ちょっと外出してきて。一人になりたい」と頼むと、夫は何を勘違いしたのか、その日を境に釣りやゴルフなどへ出かけ、週末には友人たちとテーマパークや温泉に出かけていったという。
「私の気持ちを汲み取ってくれないんですよね。出かけた帰りに『赤ちゃん見たいってさ』と言って急に友達を家に連れてきたこともあります。急に来られることが一番いやだといつも言ってるのに、聞いてないんですね」
友人や身内を家に勝手に呼ぶ夫の無神経さにも腹が立つが、他人が訪れた時のイクメンパフォーマンスにもイラ立ってしまう、と秋奈さんは言った。
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