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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「評価基準?適当につければいいよ」「新しい評価基準」で増える仕事と問題に現場の不満噴出。

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「その問題を見た塾の先生たちや保護者の方が『この問題のどこが思考、判断表現力を試しているんだ?』などとおっしゃることが多くて。

ご家庭や塾でそんなお話をしているだけならまだいいのですけど、『学校で聞いてみなさい』なんておっしゃる塾の先生や、学校にお問い合わせの電話をかけていらっしゃる保護者の方もいらっしゃるのです。

一応その問題を作成された先生は、明確な基準をもって問題を作っていらっしゃるのですけれど、『その考え方は一面的すぎる。他の面から見ればそれは『知識技能』ではないか』などと言われて、そこから果てしない議論に展開していくケースが多い。答えはありませんからね。

結局、出題者の意図に寄るし、出題した先生のおっしゃることがすべてなのではないかと私なんかは思いますけど、なんだかそこには議論の余地があると思っている方が多いみたいで」

そう話す真奈美さんと同じような話を、理恵子さんもしていた。

彼女たちは、全く違う都道府県の公立高校に勤務しているが、どちらの学校でも状況はどうやらあまり変わらないようだ。



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