【後編】仕事ができないコンビニ店員は、なぜ仕事ができないのか？　現役キャストの分析が「サラリーマンにも刺さりすぎる理由」

１位：レジに来ない、レジの客を無視する店員

「１番困るのはレジをしない、レジから逃げる人ですね。

なんだかんだレジの対応がコンビニでは一番大変なんです。ピークの時には後ろに並ぶお客さんのプレッシャーを感じながら、たくさんの注文をさばいていくので、精神的にも体力的にも疲れます。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「袋入りますか？」「温めますか？」は何百回も呪文のように唱えるので、口がカピカピになります笑。

なので面倒くさがってレジから逃げる店員もいるんですよ。

今じゃなくてもいいような他の仕事をしているふりをして、レジから遠ざかっていく。お客さんが並んでいて気付いてるのに、気付かないふりをしている。

そんな時はお客様の買い物が遅れてしまうのはもちろん、別の店員にその分の負担がかかってしまうんです」

佐久間さんの話によると、レジにさっと来るかどうかで真面目に働く人かどうかが分かるという。

しっかり仕事をする姿勢や、お客様へのサービス精神が、こういう所で現れるそうだ。