「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」
この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。
⬛︎子どもと「ハイタッチ」してみよう
また、小嶋氏が「観察」の一環として教員や保護者に勧めている方法の一つに「ハイタッチ・アセスメント」というものがある。
「挨拶でもありますが、子どもが今どんな状態かを見る手段としてハイタッチをします。手が痛くなるほど強くハイタッチしてくる子、そっと触れるだけの子など、いろいろです。そのやり方だけでも各子どもの状態がある程度わかります」
強く手を打ってくる子は刺激を求める傾向がある子だという。立ち歩きがあったり、時には友達に手が出てしまったりする可能性も否定できない。
「反対に力を入れない子は、大きな音や大勢の人など、いろんな感覚刺激が入ってくる場所が苦手な傾向にあります。こうした子は対人関係にも不安を抱えている場合が多いので、大人は友達関係や環境によく配慮してあげる必要があります」
言葉ではなく、手に込めるものでその子の特徴や今の心のありようを理解するとは、確かに目からウロコである。
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