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LIFESTYLE 探偵は見た!

【後編】自称DJとのデートは、いつもネットカフェ。愛娘の結婚相手を尾行して、探偵がぶち当たった「衝撃すぎる現実」

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「何やってるの?全然こっちに帰ってこないんだから。」

「聞いて下さい、この方、DJさんなんですよ!すごくないですか?」

そう、男性の事を他の調査員たちに紹介する。男性は少し困惑した様子だったが、直ぐに男性調査員たちとも打ち解けた。ふと、一人の調査員が、男性に尋ねた。

「あれ?その耳、柔道ですか?ラグビー?」

確かに、半分隠れていて気が付かなかったが、特徴のある耳だった。

「中学と高校と、ずっと柔道部なんです。」

 

――――テニス部じゃないのか!?――――

 

「なんか、もてそうだよね?実際、もてるんじゃないのー?

やっぱり、彼女とかいるんでしょう?」

更に男性調査員が、男性を持ち上げる。すると男性は、

「彼女なんて、いないですよー!現在、絶賛募集中です!」

と、照れながらも満面の笑みで答えた。

「ほんとかな?なんか、落ち着いてるし。すでに結婚してそうな雰囲気なんだけどなー。」

「結婚?まさか。全く予定もないです。逆に、いい女がいたら、紹介してくださいよ。」

 

――――彼女もいない?結婚の予定もない?—------

 

 男性の嘘で塗り固められた発言を聞きいたところで、タイミング良く店も閉店時間となり、我々も調査を終えることにした。男性はすっかり上機嫌で、別れ際には、我々に握手まで求めた。



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