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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「あの子、また家にいるよ」24時間、365日位置情報をさらし続ける子供たちの、大人にはわからない視点。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

2018年から流行しはじめ、今や高校生たちの間では使っているのが当然になっているものがある。それが「位置情報共有アプリ」だ。その代表格であった『Zenly』が2023年2月3日にサービスを終了し、高校生たちは急いでその代わりとなるアプリを探してSNSで大騒ぎだった。

「初めて聞いたときは、かなり驚きました。自分がどこにいるのかを四六時中友達に公開することにどんなメリットがあるのか、私にはさっぱり分からなかったです。」

そう話す麻衣子さん(仮名・55歳)は、私立高校の教員だ。

生徒たちのトラブルを解決するために数人の子どもたちから話を聞く中で、『位置情報共有アプリ』について知ったそうだ。
「『何のために位置情報を共有するの?』と聞く私に向かって子どもたちは、『別に理由なんかないけど、便利なんだよね。』と言っていました。」

©Getty Images

そんな答えでは納得できなかった麻衣子さんは、根掘り葉掘り子どもたちに『位置情報共有アプリ』について尋ねたそうだ。

「彼らの多くが使っているのは『Zenly』と呼ばれるアプリでした。そのアプリを開くと、地図上に友だちのアイコンが表示されて、その友達が現在居る場所を確認できます。そして、その友達が移動すれば、その移動する道順もリアルタイムで表示されるそうです。表示されている友だちとは、Zenly内でメッセージがやり取りできるのだとも言っていました。」



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