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LIFESTYLE そこが知りたい! 暮らしの真相

契約書では4階建てなのに、完成した家は3階。最近流行りの「片流れの屋根」は注意。欠陥住宅を見抜くポイント。

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「マンションの鍵を握るのは、理事会、そして理事長です。共同住宅なので一人の意見で修繕や工事をできない場合もあります。本来は大規模修繕などの指揮を取るのも理事会ですが、今では名ばかりで管理会社が請負、必要のない大規模修繕をしたり、信頼できない会社に依頼するケースも後を断ちません」

しかし、理事会がどんな人で構成されているか、きちんとしているか見分けるのは至難の業だ。

「そうですね。輪番制が基本ですが、理事長の当たり外れも大きい。そして理事長は必ずしもふさわしく聡明な人物であるとは限りません。管理会社の言いなりになって、事を荒立てないように仕向けられる人たちが圧倒的に多いのです。またデベロッパーや建設会社の関係者が所有者で居たり、理事会を仕切ったりという話もよく聞きますので、注意が必要です」

実際に家を建て始めたという人が注意できることはあるのだろうか?

「戸建てなら、ぜひ建てている現場に足を運んで見ましょう。住宅メーカーの場合、社員の現場監督以外は下請けの大工が実際には施工に携わります。よく見るのが、この現場監督がとにかく大工に怒鳴り散らされているケース。建築のいろはもわからない奴が現場監督として送りこまれるんですよ。

大工とまともに話ができないんですね。そうするともう現場はめちゃくちゃ。これではいい家が建つはずがありません。施主自身だけでもしっかりと大工さんとコミュニケーションを取ることをおすすめします」

一生に一度の買い物をするのに人任せにしていてはいけないということは、よくわかった。住む前、住んでみて、おかしいなと思った場合はどうすればいいのだろう。



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