「実は義姉は、ずっと付き合っている不倫相手がいたようなんです。相手とは、上の子が3歳の頃から関係があったみたいで……。しかもダブル不倫です。不倫相手の奥さんから慰謝料の請求が来たらしく、姑へ相談していました。自分の子どもを私たち家族に押し付けて週末は不倫相手と密会していたと知り、激しい怒りが全身に広がりましたよ」
義姉の夫には、まだ不倫の事実はバレていない様子だった。
自営業で仕事が忙しく、飲み会や付き合いのゴルフで家を空けることが多かったからだ。
そのため、義姉が実家へ子どもを預けっぱなしの事実は知らない。
夫の前では「家族を支えている献身的な妻」を演じていたのだろう。
久美さんはすぐさま自分の夫へ報告し、義姉へ不倫相手と別れるよう強く忠告。
LINEでは「今までお義姉さんが大変だと思ってお子さんの面倒を見てきたのに、とても残念です」とだけ送り、しばらく直接会うことは避けていたようだ。
一方、義姉は開き直ったかのように反省の色もなく実家通いを辞めなかった。
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