「義姉に対して、あれ?この人おかしい……と思い始めたのは、結婚してすぐでした。最初は会話の波長が合って話しやすく、いい義姉でよかったと思っていました。ですが、実際は全然違ったんです」
不信感を抱くようになったのは、義姉が子ども2人を実家に押しつけ頻繁に外出することがきっかけだった。
義姉の夫は個人事業主で、週末は仕事の日も多い。
飲み会や付き合いのゴルフも頻繁で、義姉は基本ワンオペで子育てをしていたようだった。
「義姉は結婚と出産が遅かったので、子どもの年齢が近くて実家でよく遊ばせていました。同居しているので、実家へ来ると義姉の子どもたちが遊ぼう!と二階に呼びに来るんです。それはいいんですけど、義姉は子どもを預けるとすぐどこかへ行って夜まで帰ってきませんでした。子どもたちの面倒を見るのは義母と夫と私。かわいいですが、一気に4人の面倒を見るのは体力を使うし疲れます。注意したいときも、自分の子どものように強くは言えないし……。子どもが小さいうちはずっとモヤモヤしていました」
義姉は、毎週末のように実家に子どもたちを預けていた。
ゴールデンウィークなどの大型連休や、年末年始もその間ずっと実家へお泊まりするのが当たり前。久美さん家族がお出かけする際は、義姉の子どもも一緒に公園へ連れて行ったり水族館へ行ったりしていた。
もちろんレジャー費は久美さん夫婦持ちだ。
義姉からは特にレジャー費を渡されることはなく「ありがとう」だけで済まされていたという。
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