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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

【後編】「自然に結婚できる」と思い続けてアラフォーに。10年続けた婚活アスリートが至った結論とは。

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沙織:妙齢の男女が集まるからか、私以外の人は結婚しているんですよ。10人のサークルで2組カップルができて入籍したから高確率ですよね。まあ彼らはバツイチでしたが。当然、私はうまくいきませんでした。

川崎:離婚歴がある人は、失敗から学んでいるから。

沙織:そうなんですよ。やっぱり私はうまくいかない。結婚がしたくて、いろんな活動をしていて、出会いがないわけでもない。それなのに縁がどんどん遠くなっているような気がするんです。そうこうするうちに、先日、7歳年下の妹が結婚してしまい、これはかなりのショックでした。

川崎:……(しばし黙考し)、うーん、あのさ、本当の所、結婚したいって思ってる? あなたは男性とフェアな状態をとても望んでいるけど、実は「そんな男いるわけない」って思ってない?

沙織:ぎくっ!!!うわ、なんか今、ハートに矢がズキューンと刺さったような気分です。体のツボを押されて、滞っていた血流がドバっと流れたというか。

川崎:今、リアルに想像してみて、あなたの隣に夫がいる。その人と毎日同じ家に帰って生活をしている。お互いに力を出し合って、健やかなるときも病めるときも一緒にいる……どう?

沙織:全く想像がつきません。むしろ……(しばし熟考)……あ、今、わかりました。私は男性が怖い。体が大きく、声が大きく、自分より力が強い人が怖いんです。

川崎:そうなのね。苦手だとわかることは、大きな気付きだと思うよ。それに、沙織さんのような人は意外と多いよ。どうしても肉体的な接触が苦手で、性的な交渉ができないという人も少なくない。結婚はしたけれど、さまざまな理由で性交渉ができず、人工授精や体外受精で子供を授かっている人も少なくないしね。



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