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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

「元妻にサンドイッチを投げつけて破局」バツ2のイケメンエリートは欠陥人間? 自分のなかの「狂気」をカウンセリングしてみた結果。

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ライフスタイルは十人十色。おひとりさまもおふたりさまも大いに結構ですが、結婚というゴールをめがけて不幸なひしめき合いをしている男女のなんと多いことか。

今回、道場の門を叩いたのは、どこか世捨て人のような佇まいの男性だ。容姿は普通だが、よく見ると切れ長の目に惹きつけられる。スッと通った鼻筋、薄い唇、骨がゴツっとしたセクシーな手、おさえられた感情表現にふと見せる笑顔……これには母性本能強めの女性はグッとくる。当然、モテた結果、彼は2回の離婚を経験しているのだ。

川崎貴子は、「彼は虚無感の中にある種の狂気がある」とポツリ。今回は、恋愛・結婚のみならず、“狂気の飼いならし方”についても考察を重ねている、いつもより“濃い目”の回だ。

今回の相談者は、小田春哉さん(仮名・41歳)

小田春哉さん(仮名)のスペックはこちら!
年齢:41歳
職業:超有名IT関連会社勤務
恋人:なし
交際人数:5人以上
結婚暦:2回
離婚歴:2回
結婚願望:よくわからない
顔:身長175cm、シュッとしたスリムな風貌。パッと見ると普通だが、よく見るとカッコいい「雰囲気イケメン」。不思議なカリスマ性がある。

――今回の相談者は道場初の“バツ2”の男性だ。高学歴・高年収の超ハイスペック男子だが、威圧感が全くないという稀有な人物。個性が外見からは全くわからないのも特徴で、ファッションも無難なポロシャツにチノパンとシンプル。時計もバッグもスマホケースも無難なブランドで、趣味趣向を探る手がかりがない。世捨て人のような冷静さと、ロックンローラーのような熱さが同居していることがわかるが、どこか踏み込んではいけない何かを持っているような人物だ。

川崎:2回結婚して、2回離婚しているのね。“バツ2”ですね。よかったらそれぞれの経緯を教えてくれる?

春哉:もちろんです。最近、自分が欠陥人間であるような気がしていて…。今日は「まな板の鯉」という気分でここに来ています。

川崎:私もとっておきの包丁を磨いてきましたよ。

春哉:いかようにも料理してください。

川崎:で、どんな「オイタ」をしたのかしら? 2回も離婚するには、何かがあるはず。

春哉:それが特にないんですよ。2回結婚しましたが、1回も浮気はしていません。

川崎:へえ、そうなの!? ごめん、てっきり浮気かと。だってあなたの場合、借金やギャンブルやソシャゲ、アルコールなど、依存系じゃなさそうだしね。

春哉:はい、その通りです。まず、最初に結婚したのは、25歳のとき。ほんわかとした優しい女性で、「結婚してほしい」と言われ、交際1年で入籍しました。

川崎:とんとん拍子だったのね。相手は年上の女性?

春哉:はい。4歳年上です。なんでも僕のことを受け入れてくれる人でした。27歳のときに娘が産まれて、公私ともに満たされていたのですが、「俺の人生、これでいいのか?」と思うようになったのです。そのときに、ある女性を心の奥底から好きになってしまった。寝ても覚めても彼女のことを思うようになった。「離婚してほしい」と言ったら、妻は「いいよ」って

川崎:はあ??? 何それ?? 浮気していたんじゃない?



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