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LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

【後編】「自然に結婚できる」と思い続けてアラフォーに。10年続けた婚活アスリートが至った結論とは。

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川崎:その気持ちもわかるけれど、老後の後悔だよね。まだまだ時間、相当あるわよ? もしかしたら50歳や60歳で、気の合う、深く理解できる人に会えるかもしれないでしょ? 予想不可能な未来より、ひとまず、今に目を向けよう。沙織さんがお互いを理解する相手はどんな人だと思う?

沙織:対等な関係を築ける人です。大学でフェミニズムの勉強をしていたこともあり、男女でも友人でも、平等、対等、公平で居心地がいい人がいい。それは金銭的にもパワーバランス的にもです。そういう人とやはり私は結婚がしたい。

川崎:そうね。あなたの意見、私もとても解るわ。

沙織:平等で対等な考え方の男性を探して、結婚するという未来はあるのでしょうか。堂々巡りをしてしまい申し訳ないです。

川崎:いいのよ! 徹底的に考察するのも婚活道場の意義。ただ、平等って実はとても難しいの。結婚制度だってそもそも不平等。入籍において、「夫婦どちらかの姓を選ぶ」なんだから。姓を変えた方はクレジットカードの名義変更、車の免許の書き換え、会社を経営していたらその登記変更まで膨大な手続きをなくてはいけない。そして現状姓を変えてるのは95%女性なの。

沙織:そうなんです。私、結婚の不平等さは気付いていました。私が男性の姓にするのも考えられませんが、男性が私の姓を選ぶというのも“借り”ができるようで嫌なんです。それについてはこれまでの交際相手にも説明していました。

川崎:お互いに婚活で知り合ったんだよね? 早々に入籍話はしたの?



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